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カナダ軍、「北朝鮮監視中の偵察機を中国空軍が妨害」

カナダ軍、「北朝鮮監視中の偵察機を中国空軍が妨害」

Posted December. 21, 2018 07:27,   

Updated December. 21, 2018 07:27

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カナダ軍のジョナサン・バンス参謀総長が19日(現地時間)、北朝鮮の国連安全保障理事会制裁の違反監視活動をしていたカナダの偵察機が、中国空軍機から飛行妨害を受けたと、カナダCBC放送を通じて明らかにした。

バンス氏はCBCとのインタビューで、「10月に北朝鮮の近海空で、国連安保理の制裁を違反する貨物船とタンカーの活動を監視していたカナダ空軍CP140オーロラ偵察機が、中国空軍機から飛行妨害と不適切な挑発を受けた」と明らかにした。そして、「中国空軍機がカナダの偵察機に接近飛行し、不当な無線交信と不適切な言葉を使った」と明らかにした。中国空軍機は直接的に危害を加えることはなく、偵察機は任務を終えて被害なく基地に戻ったという。

バンス氏は、「日本やオーストラリア、ニュージーランドの空軍機も監視活動をして中国から同様の脅威を受けたてきた」と話した。これらの国は、北朝鮮の国連安保理制裁の違反を監視するために合同偵察をしている。これに対してCBCは、外交専門家たちを引用して、「(北朝鮮近海上空の)国連偵察の海域を中国が優越的地位を保有する敏感な地域と考えていることを欧米に想起させるための行為」と分析した。


チョン・チェウン記者 chan2@donga.com