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韓米同盟の戦略的価値を看過した過度な負担要求

韓米同盟の戦略的価値を看過した過度な負担要求

Posted December. 11, 2018 09:09,   

Updated December. 11, 2018 09:09

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米国は来年1月1日から適用される在韓米軍駐留費負担交渉で、韓国の負担を現行より1.5倍上げるよう求めていると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが7日付で伝えた。しかもトランプ氏は、2倍の増額を望んでいるという。大統領候補の時から「安保無賃乗車論」と「同盟国の防衛費100%負担」を主張してきたトランプ氏の指向を考えると、一定の増額は避けられないと予想はされた。しかし、米国がそれほど大規模な増額を要求するなら、韓米同盟の価値と在韓米軍の戦略的重要性を見逃した態度という批判は免れないだろう。

韓国が在韓米軍2万8500人の駐留のために在韓米軍内の韓国人労働者の人件費、軍事建設および合同防衛増強事業、軍需支援費の名目で負担する駐留経費負担は今年9602億ウォン。2014年から5年間適用された「在韓米軍駐留経費負担に関する特別協定(SMA)」は初年度に5.8%引き上げ、その後は物価の上昇に連動させた。この協定が今月で期限切れになるため、来年から新しい協定を適用しなければならない。韓米は11日からソウルでSMA締結に向けた10回目の会合を開くが、国会批准などの手続きを考慮すると、できるだけ早く妥結して協定の空白を最小化しなければならない。

米国の増額要求は予想されたことであり、韓国政府は緻密に対応するべきだった。トランプ氏のアプローチを変えられなかったとしても、米国は議会や官僚集団、シンクタンクの専門家たちの影響力が非常に大きな社会なので、文在寅(ムン・ジェイン)政権スタート後、同盟の価値を認識させ、無賃乗車論を払拭するために外交努力をしてきたのだろうか。

米国も過度な増額要求を控えなければならない。在韓米軍は北朝鮮の挑発を防ぐ安全弁の役割と共に、中国を牽制して東アジアの戦略的均衡を維持する核心軸の役割をしている。韓国は兵器の80%を米国から導入するほど高価な米国兵器を最も多く購入している。米国製の兵器と装備の導入は、韓米連合防衛体系を前提としているため、米国としても韓米同盟を通じて得る経済的利益も少なくない。両国いずれも在韓米軍の戦略的重要性と韓米同盟の価値を共有し、「ウィン・ウィン」の姿勢で合意を導き出さなければならない。