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韓国GM、新設法人の取締会に本社役員6人を任命

韓国GM、新設法人の取締会に本社役員6人を任命

Posted November. 22, 2018 08:26,   

Updated November. 22, 2018 08:26

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韓国GMの新設法人の取締役会に米GM(ゼネラルモーターズ)本社の主要役員が任命された。 「法人の新設は韓国を離れるための布石ではないか」という懸念を鎮めるための措置と見られる。

21日、GM本社は韓国GMから分離されて作られたGMテクニカルコリアの取締役会のメンバーリストを発表した。計10人の取締役が選任される予定の中、今回発表された取締役は、GM分の6名だ。GM選任の役員はロベルト・ランペルGMチーフエンジニア代表取締役、マイケル・シムコーGMグローバルデザイン副社長、サム・バジルGMグローバルポートフォリオプランニング担当副社長、ジム・ヘンチェルGMグローバル車両インテグリティ副社長、ディーン・ガードGM二酸化炭素戦略及びエネルギーセンター役員、アルバート・ナジャリアンGMグローバル製品開発財務役員および成長市場車両プログラム最高財務責任者(CFO)の6人だ。カハー・カゼム韓国GM社長も、「本社の中核幹部を韓国法人の取締役に指名したのは、韓国での継続的な経営についての本社の意志を示したものだ」と強調した。

韓国GMの法人分離は、先月取締役会で可決され、進められている。KDB産業銀行は法人分離に反発して、株主総会の開催禁止仮処分を申請したが、裁判所がこれを棄却した。産業銀行は再びこれを「効力停止仮処分」に変えて抗告した状態だ。


李恩澤 nabi@donga.com