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中国西部の高原氷河、例年の2倍以上はやく融解

中国西部の高原氷河、例年の2倍以上はやく融解

Posted November. 22, 2018 08:28,   

Updated November. 22, 2018 08:28

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アジアの飲料水源と呼ばれる中国西部の高原地帯の氷河が地球温暖化ではやく溶け、大規模洪水など災害の危険が高まっていると懸念されている。

21日、香港の明報などによると、国際環境NGOグリーンピースは20日、人工衛星写真などを分析した報告書を通じて、「中国西部の高原地帯の氷河が溶けて流れる量が毎年700億立法メートルにのぼるなど、氷河が以前より2倍以上はやく融解している」と明らかにした。グリーンピースによると、中国の氷河面積は5万1800平方キロメートルに達し、世界の中・低緯度の氷河の30%を占める。グリーンピース側は、「中国の氷河が18億の人口に水を供給している。氷河がはやく溶けており、中国と全世界に警鐘を鳴らす」と強調した。

すでに溶けた氷河による洪水など自然災害が続いている。10月、ブラマプトラ川上流の氷河が溶け、2500万立法メートル規模の洪水が発生し、約6600人の被災者が出た。ブラマプトラ川は、中国のチベット高原南部のカイラス山脈に源を発し、インドとバングラデシュに流れる川だ。昨年8月にも、西部高原地帯の氷河が溶け、新疆ウイグル自治区のヤルカンド川流域で洪水が発生した。専門家たちは、中国の氷河がはやく溶けて新疆ウイグル地域で洪水被害が増えると警告した。

中国科学院は、「地球温暖化で青海チベット高原の氷河が50年前に比べて15%ほど減少した」とし、「この地域の気温上昇が世界平均よりはやい」と明らかにした。中国科学院西部生態環境資源研究院の沈永平研究員は明報とのインタビューで、「過去には新疆ウイグル地域で1千~2千立法メートル規模の洪水に備えれば良かったが、今は5千~6千立法メートル規模の洪水に備えなければならない」と述べ、大規模洪水の発生を憂慮した。


尹完準 zeitung@donga.com