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北朝鮮人権批判映画「出国」、保守派政治家が次々と観賞

北朝鮮人権批判映画「出国」、保守派政治家が次々と観賞

Posted November. 21, 2018 08:24,   

Updated November. 21, 2018 08:24

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朴槿恵(パク・クンへ)政府から「特恵性」支援を受けたといういわゆる「ホワイトリスト」論議に包まれた映画「出国」の上映館を保守陣営の政治家が続々と訪れている。

14日に上映した「出国」は、ドイツ留学中に北朝鮮工作員に誘われて家族と共に北朝鮮に入国し、一人で脱北した経済学者、呉吉男(オ・キルナム)博士の話を扱った映画だ。呉さんが、「統営(トンヨン)の娘」で知られている夫人の申淑子(シン・スクチャ)さんと2人の娘、キュウォン、ヘウォンさんを救出しようとした実話を映画化した。

北朝鮮人権問題を提起してきた保守野党の議員は、「出国」を団体で観覧し、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「『出国』の上映館と上映回数を増やさなければならない」と主張している。

野党「自由韓国党」の尹相現(ユン・サンヒョン)議員は20日、フェイスブックに「現政権に辛さん母娘の生死を確認して送還を求める人が一人もいないことは恥ずかしく不幸なことだ」とし、「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長がソウルに来るには、その前に辛さん母娘がソウルに来なければならない」と強調した。「正しい未来党」の河泰慶(ハ・テギョン)議員も、「私がもし正恩氏に会うなら、呉さんの2人の娘、ヘウォン、キュウォンさんの問題を必ず提起する」と主張した。自由韓国党の姜孝祥(カン・ヒョサン)、金鎮台(キム・ジンテ)、鄭甲潤(チョン・カビュン)、鄭宗燮(チョン・ジョンソプ)議員らも鑑賞リレーに参加した。


洪禎秀 hong@donga.com