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金秀顯・新大統領政策室長「経済政策方向を見直すつもりは全くない」

金秀顯・新大統領政策室長「経済政策方向を見直すつもりは全くない」

Posted November. 12, 2018 08:40,   

Updated November. 12, 2018 08:40

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領の主要政策ブレーンとして「実力室長」として浮上した金秀顯(キム・スヒョン)大統領政策室長の就任の第一声は、「経済副首相を司令塔に一つのチームとして働きたい」だった。前任の「金東兗(キム・ドンヨン)-張夏成(チャン・ハソン)」の経済ツートップの間でふくらんだ対立がないように、洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官候補を中心に経済政策を運用するという意味だ。その一方で、金室長は政府政策の方向性について、「大きな枠組みにおいての方向性については全く見直す計画などない」と釘をさした。

金室長は11日、政策室長就任後の初の記者懇談会で、「政策室長は大統領を補佐する者として、経済副首相の活動を支援し、後押しする役割を果たす。これ以上『ツートップ』のような言葉が出てこないようにしたい。厳重に対処し、緊密に協力する」と語った。それとともに「文大統領から『社会政策と経済政策の統合運営の方向に進めてもらいたい』と指示を受けた。包容国家の実現のための政策構想に注力したい」と強調した。大きな枠組みの政府政策は金室長が組み、実際の執行は洪候補が手掛けるように調整するという。

洪候補も9日の記者懇談会で、「金室長と意見の相違はあるかもしれないが、内部できめ細かく疎通して、外には同じ声を出したい」とし、「経済副首相としての責任を果たしたい」と語った。さらに「韓国経済の活力を探すのが急務だ」とし、「民生経済回復のために全力投球したい」と付け加えた。このため、洪候補は毎週水曜日、小商工人から大企業まで会う定例ミーティングに出る予定だ。洪候補は、「経済関係閣僚会議の名称を経済活力対策会議に変えてでも全力を尽くしたい」と話した。

しかし、所得主導成長の基調は維持されると見られる。金秀顯室長は、「所得主導成長、革新、成長、公正経済はどれ一つ分離できないパッケージだ」とし、「速度と性能の差はあるかもしれないが、大きな枠組みの方向については、全く変える計画などない」と語った。


韓相準 alwaysj@donga.com · 宋忠炫 balgun@donga.com