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日本放送の出演前日にキャンセル通知を受けたBTS

日本放送の出演前日にキャンセル通知を受けたBTS

Posted November. 10, 2018 08:50,   

Updated November. 10, 2018 08:50

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アイドルグループ防弾少年団(BTS)が9日、日本の地上波テレビの音楽番組に出演することになっていたが、放送前日に制作陣側から出演キャンセルの通知を受けたことが分かった。一人のメンバーが1年前に着ていた光復節(日本植民地からの独立記念日)関連Tシャツが波紋を起こしたという理由からだ。防弾少年団のメンバーと所属事務所の関係者は、放送出演のために8日午後、日本に渡る予定だった。

日本の代表音楽番組であるテレビ朝日の「ミュージックステーション(Mステ)」側は先週、防弾少年団が9日の放送に出演すると予告を流した。7日に新しいシングルアルバム「フェイクラブ/エアプレインpt.2」の日本発表に合わせての出演だった。特に1曲だけを歌う他の出演者たちと違って、防弾少年団は特にヒット曲2曲を歌うことにしたなどの詳細もあらかじめ予告された。

しかし、出演を翌日に控えた昨夜、制作陣側はインターネットのホームページに「Tシャツのデザインの波紋で総合的に判断した結果、出演を見合わせることにした」と明らかにした。放送前日に出演取消決定やキャンセル理由に関する告知などは、日本放送界でも異例とされている。

防弾少年団のメンバーが着ていたTシャツは、韓国国内のアパレル会社が2016年8月に韓国の独立をテーマにデザインした商品である。原子爆弾が爆発するシーンの白黒写真と愛国心(PATRIOTISM)、解放(LIBERATION)、コリア(KOREA)などの英単語、万歳を叫ぶ人々の姿などがTシャツの背面に含まれている。

このような中、韓国で発表したヒット曲2曲を日本語で歌った防弾少年団の新しいシングルアルバムは、発売から3日間で日本国内で40万枚近くが販売され、人気を得ている。


東京=キム・ボムソク特派員 ソ・ヨンア特派員 bsism@donga.com · sya@donga.com