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国立韓国文学館、恩平の旧記者村に建設へ

国立韓国文学館、恩平の旧記者村に建設へ

Posted November. 09, 2018 07:37,   

Updated November. 09, 2018 07:37

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国立韓国文学館の建設敷地として、ソウル市恩平区記者村(ウンピョング・キジャチョン)の近隣公園が決まったと、8日文化体育観光部(文体部)が明らかにした。最終候補地として、△旧ソウル駅舎であるソウル中区(チュング)の文化(ムンファ)駅ソウル284、△京畿坡州(キョンギ・パジュ)出版団地の敷地、△坡州市ヘイリの敷地も候補に上がったが、アクセシビリティや国際交流の可能性などを考慮して、記者村の近隣公園に決定したと説明した。これで3年近くも決まらなかった韓国文学館敷地選定の議論が一段落した。文体部は2016年に敷地公募をしたが、地方自治団体間の競争が過熱されると中止した。

2022年のオープンを目標に608億ウォンをかけて、延べ面積1万4000平方メートル規模で建設する韓国文学館には、収蔵庫や保存・復元施設、展示館、教育と研究施設、閲覧室、公演会場、利便施設などが建設される。文体部は、代表的な書誌学者で文学資料所蔵家である故ハ・ドンホ公州(コンジュ)大学教授が集めた書籍3万3000点と遺物100点余りを遺族から寄贈を受けたと明らかにした。遺物は蔡萬植(チェ・マンシク)の小説「濁流」の初版本(国内では唯一)、朴泰遠(パク・テウォン)の小説「小説家仇甫氏の一日」の初版本、韓雪野の小説「塔」の初版本など価値の高い資料が多数含まれている。

記者村の近隣公園に決まったが、アクセス性や象徴性などをめぐる議論は続くとみられる。ヨム・ムウン国立韓国文学館設立推進委員会委員長でさえ、私見であることを前提にしながらも、当初決めていたソウル龍山区(ヨンサング)にある国立中央博物館の敷地がソウル市の反対で白紙化されたことについて物足りなさを示した。ヨム委員長は同日、「現実の壁を超えることができなかった。龍山敷地は具体的な活用計画が出ていないので、韓国文学館を建設するのに5年がかかるか、10年がかかるか分からない。韓国文学館の建設が長期間漂流するかもしれないという危機感も働いた」と打ち明けた。イ・シヨン副委員長も、「良い位置である龍山に決めるために、各省庁に要請し、大統領面談まで何度も申請したが実現できなかった」とし、「記者村の敷地は満足できないが、このようにしてでも結論を下すしかなかった」と話した。


孫曉林 aryssong@donga.com