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安倍首相、中国と「パンダ外交」再開

Posted October. 19, 2018 09:34,   

Updated October. 19, 2018 09:34

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25日から3日間、中国を訪問する安倍晋三首相が、中国の李克強首相と会談し、ジャイアントパンダの貸与を要請するという。

18日付の朝日新聞の報道によると、日本政府は、安倍首相の今回の訪中を記念して、「パンダ外交」を再開する方針だ。日本の首相が国際会議の出席を兼ねずに中国を訪問するのは2011年の野田佳彦首相以来7年ぶり。

同紙は、事務レベルでパンダ貸与に関する調整が行われており、日本の要請に中国側も前向きに検討する方針を日本側に伝えていると明らかにした。日本政府は安倍首相の訪中期間にパンダの貸与日程や頭数を協議し、来年の習近平国家主席の訪日の際、パンダが貸与されることを希望している。安倍首相の要請によって、新しいパンダが日本に行くことになれば、2011年2月に中国から日本に渡った「リリ」(13・オス)と「シンシン」(13・メス)以来7年ぶり。当時、日本は中国と2021年2月まで年間95万ドル(約10億7500万ウォン)を支払う契約をして日本に持ってきた。東京の上野動物園にいる2頭の間に昨年6月に産まれた「シャンシャン」(メス)が話題を集めた。親と同様、所有権が中国にあるシャンシャンは来年6月に中国に返される。

 

両国の「パンダ外交」は1972年の日中国交正常化を記念して中国が日本にパンダを貸与したことが契機となった。同紙は、日本政府関係者の話を引用して、「中国が貸与に前向きなのは、日本との関係改善に本腰を入れている証しだ」と報じた。


東京=キム・ボムソク特派員 bsism@donga.com