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三星電子のブランド価値は68兆ウォンで世界6位、米国企業を除けば最上位

三星電子のブランド価値は68兆ウォンで世界6位、米国企業を除けば最上位

Posted October. 05, 2018 08:31,   

Updated October. 05, 2018 08:31

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今年の世界ブランド価値の上位100位内に、三星(サムスン)電子、現代(ヒョンデ)自動車、起亜(キア)自動車が含まれた。6位についた三星電子は、米国以外のブランドの中では最も順位が高かった。

米ブランドコンサルティンググループ「インターブランド」は4日、「2018年のベストグローバルブランド」を発表した。これによると、世界を代表する上位100位ブランドの価値総額は2兆153億ドル(約2272兆2500億ウォン)で、昨年に比べて7.7%が伸びた。最上位の10ブランドは、1位からアップル、グーグル、アマゾン、マイクロソフト、コカコーラ、三星電子、トヨタ、メルセデスベンツ、フェイスブック、マクドナルドの順だった。アップルとグーグルは6年連続でトップと2位を守った。アップルのブランド価値は2144億8000万ドルで、1年間で16%成長しており、グーグルは1555億600万ドルで10%成長した。

韓国ブランドの中で三星電子は昨年より6%増の598億9000万ドルと評価された。順位は昨年と同じである。現代自は36位(135億3500万ドル)、起亜自は71位(69億2500万ドル)についたが、1年前に比べて現代自は1ランク、起亜自は2ランクが下がった。韓国の3つのブランドの価値総額は803億5000万ドルで、国家ランキングでは、米国、ドイツ、日本、フランスに次ぐ5位となっている。これらのブランドの価値は昨年より5.5%上昇した。

三星電子側は、「史上最大のブランド価値を記録した」とし、「スマートフォンと家電製品で革新を続けていること、第5世代(5G)通信、人工知能(AI)など、未来革新技術に基づく持続的な成長可能性、半導体分野できちんとトップを守っていることなどが認められた」と明らかにした。現代・起亜自動車側は、「未来自動車分野への投資と絶え間ないブランドイメージの向上に向けた努力を高く評価したようだ」とし、「次世代水素電気自動車『ネクソ』の発売と高性能ブランド『N』を通じて差別的ブランドとしての地位を確立できる基盤を構築した」と説明した。

最も高い成長を見せたブランドは、3位のアマゾンだった。56%が成長して順位も2ランク上昇した。アマゾンは2006年に初めて上位100位内に進入後、12年間毎年二桁の成長率を見せている。昨年初めて入ったネットフリックスは、45%が伸びて12ランク上がり、66位を記録した。このほか、グッチ、ルイヴィトン、セールスフォース・ドットコム、PayPalなどが22~30%の成長を見せた。ブランド品であるシャネル(23位)と音源ストリーミングサービス「スポーティパイ」(92位)、自動車ブランド・スバル(100位)は、初めて100位圏に入った。

今回のランキングは、ブランドが創出する製品やサービスの売上を明らかにする「財務予測」、ブランドによって発生した無形利益の割合を基にした「ブランドの役割指数計算」、ブランドの特定危険性を測定する「ブランドの強さ評価」 の3つの重要要素を通じて付けられた。


金成圭 sunggyu@donga.com