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韓国戦争の英雄64人が戦闘機護衛を受けて帰ってくる

韓国戦争の英雄64人が戦闘機護衛を受けて帰ってくる

Posted September. 22, 2018 08:27,   

Updated September. 22, 2018 08:27

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来月1日の第70周年国軍の日に、韓国戦争当時、北朝鮮地域で戦死した韓国軍勇士の遺骨64人が68年ぶりに祖国に戻ってくる。

彼らの遺骨は、1996~2005年に米国が咸鏡南道長津(ハムギョンナムド・チャンジン)と平安南道价川(ピョンアンナムド・ケチョン)地域で北朝鮮と共同発掘した米軍戦死者の遺骨(約400余人)に含まれていたものだ。両地域は長津湖の戦い(1950年11月26日〜12月11日)などの激戦が繰り広げられたところだ。

遺骨はハワイの米国総省傘下の戦争捕虜・行方不明者確認局(DPAA)が保管してきたが、韓米共同鑑識を通じて韓国軍戦死者と最終確認されたと、軍は明らかにした。軍の関係者は、「遺骨と一緒に発掘された遺品(認識票など)を見れば、米軍に配属されていた韓国軍KATUSAと推定される」と語った。

軍は最高の礼遇で国軍戦死者を迎える予定だ。国防部の徐柱錫(ソ・ジュソク)次官などの引継団がハワイに行って遺体を引き継いだ後、空軍の特別輸送機便で帰国する予定だ。輸送機が領空に進入すれば、F-15KとFA-50戦闘機が京畿道城南市(キョンギ・ソンナムシ)にあるソウル空港に着陸する時まで護衛しながら、護国英雄たちの帰還に礼を示す。ソウル空港では、国防部の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)長官が奉還式を主管する。軍は国軍遺骨の身元確認のための遺伝子(DNA)検査を実施する一方、米DPAAが保管している残りの遺骨についても、国軍戦死者であるかどうかをわきまえる調査を進める計画だ。

北朝鮮地域で戦死した国軍遺骨の奉還は、2012年を皮切りに、今回が四回目となる。計28人の遺体が奉還されており、このうち5人の身元が確認された。

一方、今年の国軍の日の記念式は、1日午後6時半からソウル龍山区(ヨンサング)にある戦争記念館で参戦勇士や将兵、市民などが出席した中で行われる。国軍の日の記念式の夜間開催は初めてだ。軍は27、28日午後6時半ごろ、航空機のリハーサル飛行によって騒音の発生が予想されるとし、驚かないように呼びかけた。


尹相虎 ysh1005@donga.com