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米国務省「相応の措置より非核化が先」

Posted September. 22, 2018 08:27,   

Updated September. 22, 2018 08:27

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米国務省が、北朝鮮が寧辺(ヨンビョン)核施設の永久廃棄の条件に「相応の措置」を要求したことに対して、非核化が先であるという方針を再度強調した。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が伝えたとされる「非公開メッセージ」のうち国際原子力機関(IAEA)の寧辺核施設の査察については、南北と米が認識を共有し、調整された内容であることを確認した。

 

国務省のナウアート報道官は20日(現地時間)、定例会見で、正恩氏が言及した相応の措置について、「非核化なしでは何も起こり得ない。非核化が最初に来なければならない」と強調した。IAEAの寧辺核施設の査察が平壌(ピョンヤン)共同宣言に含まれていないことについては、「南北と議論した事項であり、認識を共有している」と述べた。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は24日、ニューヨークで韓米首脳会談を行い、正恩氏の非核化に関する非公開のメッセージをトランプ氏に伝え、調整作業を開始する。26日の国連総会での演説では、南北首脳会談の成果を伝え、韓半島の平和に向けた国際社会の協力を要請する。


イ・ジョンウン記者 lightee@donga.com