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世界のトッププレイヤーが大挙参戦へ、ザ・CJカップが済州道で来月18日開幕

世界のトッププレイヤーが大挙参戦へ、ザ・CJカップが済州道で来月18日開幕

Posted September. 21, 2018 09:00,   

Updated September. 21, 2018 09:00

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男子ゴルフの世界トッププレイヤーたちがもう一度済州道(チェジュド)のグリーンを賑わす。顔ぶれは、昨年より華やかだ。

来月18日から4日間、済州道西帰浦市(ソギポシ)のナインブリッジGCで開催される国内唯一の米男子ツアー(PGA)大会「ザ・CJカップ」の参戦者の顔ぶれが見えて来た。昨年に続いて2回目となる今大会は、来月に始まる2018~2019シーズンツアーの第3戦。全78選手が参加する今大会の賞金総額は超特大大会に並ぶ950万ドル(約106億ウォン)だ。

今大会で一際目を引くのは、今季のメジャー戦だけで2度の優勝を飾っている世界ランキング2位のブルックス・ケプカ(28=米国)の参戦だ。通算4勝のうち3勝をメジャー戦で挙げているほど、大舞台に強いケプカは、今年6月にツアー史上29年ぶりとなる全米オープン2連覇の偉業を達成しており、8月には100回を迎えた全米プロゴルフ選手権も制した。昨年はザ・CJカップに参加しなかったため、韓国ファンの関心が集まるのは必至だ。

昨年王者のジャスティン・トーマス(25=米)が2連覇を果たすかどうかも見どころだ。トーマスは2017~2018シーズンのザ・CJカップを皮切りに3勝を挙げ、現在賞金ランキング1位(841万4921ドル=約94億ウォン)に立っている。昨年は済州道の強い風の中でも両足でも、地面反力を生かして打つ、特有の「背伸びショット」で長打を飛ばし、韓国ファンを驚かせた。昨年に特別製作された活字木版をイメージした優勝トロフィーを掲げて喜んだトーマスが、今大会でも勝者の笑みを浮かべることができるのかにも注目が集まる。今年も優勝トロフィーは同じデザインで作られる。

今季に2勝を挙げ復調をアピールしたジェイソン・デイ(31=豪州)も昨年に続き2年連続で参戦する。昨年大会では11位タイだったデイは、当時済州道入り直後に西帰市の飲食店に立ち寄り、海女たちが水揚げしたばかりの海鮮物料理を楽しむなど、済州道とザ・CJカップの宣伝にも貢献した。

ザ・CJカップを飾るスタープレイヤーは、彼らだけではない。今年7月にミリタリー・トリビュートで7年ぶりに優勝の感動を味わったケビン・ナ(ナ・サンウク=35、米)やゲーリー・ウッドランド(34=米)、イアン・ポールター(42=英国)など今季に優勝を経験したプレイヤーをはじめツアー通算19勝に輝く「ビック・イージー」アーニー・エルス(49=南アフリカ)、通算13勝のアダム・スコット(38=豪)らスタープレイヤーが次々と参戦を名乗り上げている。

参加者の1回目の締め切りの結果、今季のフェデックスランキング上位50位内の選手のうち32人が申請書を提出した。昨年より25人が増えた数だ。韓日両国の若手の活躍も見逃せない。韓国のキム・シウ(23)と安秉勲(アン・ビョンフン=27)や日本の松山英樹(26)など両国を代表する1990年代生まれの選手たちが参戦し、プライドをかけた戦いを繰り広げる。


姜泓求 windup@donga.com