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韓国開発の「トンネル内微細粒子状物質除去車」が初披露

韓国開発の「トンネル内微細粒子状物質除去車」が初披露

Posted September. 21, 2018 09:00,   

Updated September. 21, 2018 09:00

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韓国技術で開発したトンネル内の微細粒子状物質除去専用車両が世界的な鉄道博覧会で初登場した。

20日、ソウル市によると、ソウル交通公社は18日(現地時間)、ドイツで開かれた国際鉄道車両・輸送技術博覧会「イノトランス2018」に参加して、トンネルの微細粒子状物質除去車を展示した。イノトランスは、60カ国、2955社が参加する世界的行事だ。

トンネルの微細粒子状物質除去車は、公社と韓国鉄道技術研究院、延世(ヨンセ)大学産学協力団、RITCO、クムチョンシステムが共同開発した試作品だ。既存の粉塵吸入車にはなかった微細粒子状物質の集塵技術が適用されたのが特徴だ。集塵効率は90%以上である。ディーゼル燃料を使った以前の製品と違って、電気バッテリーを使っているので煤煙が生じない。公社は来年2月までに研究開発を完了し、標準化過程を経て商用化する計画だ。


權基範 kaki@donga.com