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金正恩氏の「2年以内の完全非核化」宣言を期待する

金正恩氏の「2年以内の完全非核化」宣言を期待する

Posted September. 18, 2018 08:37,   

Updated September. 18, 2018 08:37

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が18日午前、平壌(ピョンヤン)を訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と首脳会談を2回行う。18日午後と19日午前に首脳会談が行われる。公式の会談のほかにも食事が4回あり、両首脳は3日間、長い時間を共にする。すでに今年の4月27日と5月26日に首脳会談を行ったので、互いへの深い理解を基に虚心坦壊に話し合うことを望む。

17日に公開された会談の議題は、南北関係の改善、非核化、軍事的緊張緩和の3つ。実務会談で事実上合意して、両首脳が公式追認する通商の首脳会談とは異なり、今回の会談は核心議題である非核化が任鍾晳(イム・ジョンソク)秘書室長の表現どおり「ブランク」、すなわち空欄のままの状態だ。両首脳の間でどれだけ率直な対話が成り立つかによって、合意内容が変わるだろう。

現在、非核化が停滞している根本たる原因は、正恩氏の非核化の意思が信頼を得られていないことにある。このため、文氏は正恩氏本人の口から「2年以内の非核化完了を公式に宣言するよう導かなければならない。正恩氏は今月初めに韓国特使団に2年以内の非核化を、4月の板門店(パンムンジョム)会談の時には文氏に1年以内の非核化を話したというが、公式には一度も非核化の約束と予定について語ったことがない。

さらに、今回の訪朝に約200人が同行するため、「イベント」に偏ったり、訪朝団の突拍子もない発言が出ないようにしなければならない。全国民主労働組合総連盟委員長は早くも訪朝期間に北朝鮮への制裁の解除、高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)の解体を要求すると豪語したが、北朝鮮に誤った信号を与える恐れがある。また、非核化を完了するなら韓国企業の投資で新たな経済地平を開くことができるが、非核化がなければ国連と米国の制裁によって企業ができることはないということを北朝鮮にはっきり分からせなければならない。

 

文氏は17日、首席・補佐官会議で、「私が目指すのは不可逆的で恒久的な平和」とし、「軍事的対立による緊張と武力衝突の可能性を解消することに集中する」と強調した。恒久的平和は国民誰もが望むことだ。韓国と北朝鮮がいくら緊張緩和の措置を取っても、核問題が解決されなければ米朝間の対立によって韓半島情勢は危険に陥るほかないのが現実だ。正恩氏から期限と方法を含む明確な非核化の約束を取りつけること、それが今回の平壌訪問に与えられた最大の使命であり恒久的平和を早める方法だ。