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五輪控えた東京都がヘイトスピーチ規制へ

五輪控えた東京都がヘイトスピーチ規制へ

Posted September. 14, 2018 08:35,   

Updated September. 14, 2018 08:35

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日本の東京都が、特定人種や民族に対する差別的言動をする「ヘイトスピーチ」を抑制するための条例案を、19日に都議会に提出する。条例案が通過すれば、ヘイトスピーチやヘイトデモの場合、事前に公的施設の利用が制限され、このような行為をする団体や個人の実名を公表することもできる。2019年4月の全面施行を目指している。条例案は、2020年の東京五輪を控えて、いかなる差別も禁止する五輪憲章の理念を実践するという趣旨だ。性的少数者(LGBT)に対する不当な差別を禁じる条項も入れる。

毎日新聞が12日に報じたところによると、ヘイトスピーチの事前規制を巡っては今年3月、川崎市が公的施設の利用を制限するガイドラインを作ったが、広域自治体レベルの条例で事前規制を行っているのは東京都が全国で初めてだ。東京都によると、条例案には都立公園など公的施設の利用を禁止するための基準を定めている。またヘイトスピーチやヘイトデモの様子を伝えるインターネット上の動画を削除することを要請したり、当該団体や個人の名前を公表することが可能だ。


徐永娥 sya@donga.com