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画面をさらに大きくして…200万ウォン台のアイフォーンXS

画面をさらに大きくして…200万ウォン台のアイフォーンXS

Posted September. 14, 2018 08:36,   

Updated September. 14, 2018 08:36

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120万ウォン台の「アイフォーンX」の成功に自信がついたアップルが、今回は200万ウォンの後続作「アイフォーンXS」シリーズを出した。アップルは12日(現地時間)、米カリフォルニア・クパチーノにあるアップル社屋で新型アイフォーンXSとXSマックス(写真)、XRを公開した。XSは5.8インチ、XSマックスは6.5インチで、両方共有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイを使用した。6.5インチは、これまで出てきたアイフォーンの中で最も大きな画面サイズであり、アイフォーン8プラス(5.5インチ)はもとより、最近発売された三星(サムスン)電子のギャラクシーノート9(6.4インチ)より大きい。

アップルが同日公開したアイフォーンXSの米国での価格は、64GB(ギガバイト)・256GB・512GBの保存容量別に999~1349ドルだった。アイフォーンXSマックスは1099~1449ドルにのぼる。

韓国国内価格は、為替と税金等を考慮すれば、最も高価なモデル(アイフォーンXSマックス512GB)は、出庫価格が200万ウォンを超えるものと予想される。ユジン投資証券は、「過去の平均関税や消費税などを反映すれば、今回のアイフォーンの新モデルのすべての国内発売価格は100万ウォンを超えるだろう」と予想した。

同日「中低価格の普及型モデル」として一緒に公開したアイフォーンXR(6.1インチの液晶表示装置モデル)の出庫価格も749~899ドル台だった。昨年出した「アイフォーン8」(699~849ドル)より高い。これまで電子業界では、アップルが今回は消費者価格の負担を軽減するために、1000ドル未満で基本出庫価格を策定するだろうという観測が優勢だったが、むしろ最高価格の記録を更新したのだ。

アップルのこのような「高価戦略」は、アイフォーンXの成功から始まったものと見られる。グローバル市場調査会社「カウンターポイントリサーチ」は13日、アイフォーンXが発売から10ヶ月後の先月末の出荷台数が6300万台を突破したと発表した。

アイフォーンXSシリーズは、21日から米国や日本など16カ国で1次発売される。韓国は今回も1次発売国から外れており、10月末に販売されると予想される。


金志炫 jhk85@donga.com