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脳MRIの患者負担が来月から18万ウォン以下に

脳MRIの患者負担が来月から18万ウォン以下に

Posted September. 14, 2018 08:37,   

Updated September. 14, 2018 08:37

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来月1日から脳腫瘍や脳梗塞が疑われて脳磁気共鳴画像(MRI)検査を受けるとき、患者が払うお金が18万ウォン以下に減少する。保健福祉部(福祉部)は13日、健康保険政策審議委員会を開き、このような内容の健康保険拡大適用案を確定した。

現在、脳MRIの検査料は病院ごとに千差万別である。福祉部と大韓医師協会の調査の結果、脳MRIの検査料は、総合病院が36万〜70万9800ウォン、上級総合(3次)病院が53万〜75万ウォンとなっている。検査の結果、重症の脳疾患が確認されなければ、全額患者が払わなければならない。

しかし、今後は検査前に神経学的異常症状を示した場合、結果にかかわらず、健康保険を適用する。総合病院で検査を受ける時は14万3844ウォン、上級総合病院での検査時は17万9517ウォンにそれぞれ減少する。重症脳疾患者が経過を見るためにMRIを撮るときに、健康保険の給付を受ける期間も6年から10年に伸びる。

こうなると、軽い頭痛にも先にMRIから撮るケースが起こりかねない。福祉部は、かつて脳卒中関連疾患を患ったり、嘔吐などの疑惑症状がないのにMRIを撮ると、健康保険を適用しない方針だ。

関節が縮んだ状態で生まれる「先天性多発関節彎曲症」などの希少疾患100種が、新たに健康保険の算定特例に含まれ、患者の本人負担率が20〜60%から10%に減少する。今まで健康保険の算定特例に含まれた希少疾患は827種だった。これにより1800人余りが「診療費爆弾」から解放されることになった。家計収入が中位所得の120%(来年度の4人世帯基準で553万6243ウォン)以下なら、残りの10%の自己負担額も政府が支援する。


趙健熙 becom@donga.com