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兵役免除の孫興民、予想移籍金1億ユーロ突破

兵役免除の孫興民、予想移籍金1億ユーロ突破

Posted September. 12, 2018 08:34,   

Updated September. 12, 2018 08:34

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ジャカルタ・パレンバンアジア大会の男子サッカーで金メダルを獲得し、兵役問題を解決した孫興民(ソン・フンミン=26、トッテナム・ホットスパー)の予想移籍金が1億ユーロを超えた。

国際サッカー連盟(FIFA)傘下の国際スポーツ研究センター(CIES)が10日発表した資料によると、孫興民の予想移籍金は1億230万ユーロ(約1337億ウォン)と試算される。CIESは選手の成績や年齢、ポジション、契約期間などを総合的に考慮して移籍金を予測した。

1億230万ユーロはCIESが分析した孫興民の市場価値を分析したものでは過去最高額だ。2015年8月に2500万ユーロ(推定値)の移籍金でトッテナムに加入した孫興民は2016~2017シーズン(21得点)、2017~2018シーズン(18得点)に相次いで二桁得点を記録し価値を上げてきた。CIESは孫興民がアジア大会に参加する前だった先月は予想移籍金として9980万ユーロを予測した。兵役恩恵を受けた孫興民が欧州で安定した活躍ができる環境が整ったことを受け市場価値が上がったのだ。

孫興民が今シーズンのプレミアリーグ(EPL)で活躍を続ける場合、市場価値はさらに上昇する見通しだ。ハン・ジュンヒKBS解説委員は、「ロシアW杯とアジア大会への参加で体力の消耗の激しい夏を過ごした孫興民が、これを克服してトッテナムで厳しいポジション争いを勝ち抜くことができれば、価値はさらに上昇するだろう」との見方を示した。

アジア大会参加後にパウロ・ベント監督率いるA代表に合流した孫興民は11日、チリとの親善試合を終えれば英国に戻ってトッテナムの練習に合流する予定だ。レギュラーになって競技力を維持するためには同じポジションでプレーしているルーカス・モウラ(26=ブラジル)との競争を勝ち抜かなければならない。


鄭允喆 trigger@donga.com