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大統領府広報企画秘書官に盧武鉉政権の春秋館長だった柳敏永氏を任命

大統領府広報企画秘書官に盧武鉉政権の春秋館長だった柳敏永氏を任命

Posted August. 17, 2018 10:04,   

Updated August. 17, 2018 10:04

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日、広報企画秘書官に柳敏永(ユ・ミンヨン)元大統領府春秋館長を任命するなど、秘書官4人を人選した。

柳氏は、金槿泰(キム・グンテ)元民主統合党常任顧問の秘書官として政界入りし、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領候補選挙対策委員会広報チーム部長を経て、盧政権で大統領府春秋館長を務めた。2012年の大統領選で安哲秀(アン・チョルス)候補選対委共同報道担当を務めた。

人事秘書官にはキム・ポンジュン前人事秘書官室選任行政官、文化秘書官には南堯元(ナム・ヨウォン)前文化秘書官室選任行政官が昇進・任命された。キム氏は、与党「共に民主党」副報道担当や民主党戦略企画委員会委員などを務めた。南氏は、韓国民族芸術人総連合会事務総長を経て、文政権発足後、大統領府に合流した。チェ・ウギュ広報企画秘書官は、演説秘書官室から分離・新設された演説企画秘書官に席を移した。

同日発表された大統領府の人事は、官僚出身が担っていたポストや新設された秘書官ポストを盧武鉉政権出身の抜擢や政界、進歩陣営、市民団体出身の内部昇進で埋め、側近体制の強化と分析されている。今月初めの自営業秘書官など6人の秘書官人事で際立った盧武鉉政権と市民団体出身の起用の流れが続いている。

一方、先月26日の大統領府組織改編に伴う2度の人事が行われ、大統領府組織改編は最終段階に入った。ただ、大統領府が大統領支持率の下落を受けて広報強化に出たものの、新設された国政広報秘書官はまだ空席のままだ。


ムン・ビョンギ記者 weappon@donga.com