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大統領府「容易でない状況になったのは事実」

大統領府「容易でない状況になったのは事実」

Posted August. 10, 2018 10:12,   

Updated August. 10, 2018 10:12

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「ドゥルキング」(ハンドルネーム)、キム・ドンウォン被告(49・収監中)関連の疑惑を捜査している許益範(ホ・イクボム)特別検察官チームの捜査が山場にさしかかり、大統領府も緊張している。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の最側近の金慶洙(キム・ギョンス)慶南道(キョンナムド) 知事が2度目の事情聴取を受けたうえ、現在、大統領府に勤めている宋仁培(ソン・インベ)政務秘書官と白元宇(ぺク・ウォンウ)民情秘書官の捜査も差し迫ったためだ。

大統領府は9日、「まだ特検から宋氏と白氏に対する事情聴取の通知がない」としつつも、「特検で要請すれば避けずに調査を受ける」と明らかにした。内部で2人の秘書官に対する調査の準備に着手したという意味のようだ。宋氏はキム被告から講演料200万ウォンを受け取り、金知事にキム被告を紹介した。白氏はキム被告が大阪総領事に推薦したある弁護士に会った。

大統領府のムードが変わったのは、警察が発見できなかったキム被告のUSBメモリーを特検が発見してからだ。このUSBメモリーを通じて特検がキム被告と金知事が何度も会い、様々な書類をやりとりして意見を交わした事実を明らかにすると、大統領府のムードも変わり始めた。大統領府関係者は、「まだキム被告の一方的な主張で、決定的な証拠は出ていない」としつつも、「容易でない状況になったことは事実」と述べた。


韓相準 alwaysj@donga.com