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現代・起亜自動車、中国の百度と「AI自動車」開発でタッグ

現代・起亜自動車、中国の百度と「AI自動車」開発でタッグ

Posted July. 11, 2018 09:21,   

Updated July. 11, 2018 09:21

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「今眠いようですね。アップテンポの音楽をつけましょうか?」

「あーん!近くに止まれる場所はないかな?」

「ご案内します」

これから、このような運転者と人工知能(AI)ロボット間の対話が可能になる見通しだ。現代・起亜自動車は中国最大の検索エンジン「百度」とタッグを組んで自動車向けAIロボットを含めたコネクテッドカー(つながる車)技術の協力をレベルアップすることにした。

現代・起亜自動車は10日、中国北京に位置する百度本社で「コネクテッド・カーを巡る戦略的提携覚書」を結んだ。2014年から築いてきた両社の協力関係を「同盟」水準に強化するという内容だ。世界最大の自動車市場である中国で百度との協力を通じて中国の未来世代を攻略するというのが現代自動車グループの戦略だ。

百度は検索エンジン、AI、音声認識、コネクティビティ分野で中国一の技術力を保有していると評価される。現代・起亜自動車と百度は今月4日、中国国際展覧センターで開催された百度AI開発者大会で、自動車AIロボット技術をアピールしている。百度の「小度(百度の愛称)ロボット」を起亜自動車の「智跑(韓国名スポーテージ)」に搭載して公開したのだ。

モデル的に公開した自動車向け小度は、天気やニュース案内、個人スケジュールの管理といった秘書の役割から、カーナビゲーション、空調システム、ドアーの開閉など車の管理に至るまで、運転者とのコミュニケーションを通じてクリアする。表情を作ることも可能だ。運転者が目を向けるとモニターの目がウィンクもする。居眠り運転や不注意運転などをキャッチして運転者に警告を発する機能へと進化させるというのが両社の戦略だ。

現代・起亜自動車は百度だけでなく中国のテンセントやチャイナユニコムなど様々な情報通信技術(ICT)企業ともタッグを組んでいる。スマート機器に敏感な中国の若い世代の先進の未来自動車に熱い関心を寄せているからだ。

最近、現代・起亜自動車の中国での販売は振るわない。昨年の販売台数は終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備を巡る摩擦で、2016年に比べて36.1%が減少した。今年第2四半期(4~6月)の中国内販売台数(30万7603台)は昨年同期比で95.2%増と急成長したが、依然としてTHAAD摩擦以前の2016年の第2四半期の販売台数(43万9038台)を回復できずにいる。

こうした状況を踏まえ、中国のICT企業と提携していることだけでもイメージの改善が図れるだけでなく、未来市場への対応にも有効だと現代・起亜自動車は読んでみる。実際、中国の高所得の若年層である「90后」(1990年代生まれ)と「80后」(1980年代生まれ)の世代はスマート機器や流行に敏感に反応し、世界的にも重要な消費者層として注目されている。

現代・起亜自動車・インフォーテインメント開発室長のチュ・ギョウン氏は、「百度との協定を通じて中国の消費者たちの期待を超えて革新的なコネクテッドカーを開発できるだろう」と話した。


金玹秀 kimhs@donga.com