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「パーキンソン病」のブッシュ元大統領、補助犬を迎える

「パーキンソン病」のブッシュ元大統領、補助犬を迎える

Posted June. 28, 2018 09:11,   

Updated June. 28, 2018 09:11

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ジョージH.W.ブッシュ元米大統領(94・第41代)が25日(現地時間)、補助犬を迎えたと、AP通信が26日付で報じた。

補助犬は、身動きが不自由な障害者や患者の日常生活を補助する犬のことを言う。賢くて性格が優しいレトリバーが補助犬として主に飼われるが、ブッシュ氏が迎えた犬もカナダ産「ラブラドール・レトリバー」だ。

ブッシュ氏はこの雄の補助犬に「サリー」という名前をつけた。2009年、エンジンが止まった旅客機をニューヨークのハドソン川に安全に不時着水させて乗客全員の命を救ったパイロットの名前から取ったという。「サリー・ブッシュ(sullyhwbush)」というインスタグラムのアカウントも新たに開設した。サリーは、補助犬を訓練させて障害を持つ転役軍人や救助員に無料で提供する非営利団体で訓練を受けた。電話が鳴れば受話器を持って来ることもでき、飼い主が持って来いと言った物を探し出して持って来ることもできる。

ブッシュ氏は、パーキンソン病で身動きが不自由になった2012年頃から車椅子と電動スクーターに依存して生活してきた。ブッシュ氏はツイッターに、「これほど有難いことはない。特に転役軍人の献身に深く感謝する」とつぶやいた。


孫宅均 sohn@donga.com