Go to contents

韓国軍単独の「太極」「護国」訓練も縮小

韓国軍単独の「太極」「護国」訓練も縮小

Posted June. 21, 2018 09:23,   

Updated June. 21, 2018 09:23

한국어

韓米軍当局が8月に予定された乙支(ウルチ)フリーダム・ガーディアン(UFG)演習を中止したのに続き、韓国軍単独の訓練も最小限で行うという。

 

軍消息筋は19日、「UFGが中止となり、韓国軍単独の訓練もできるだけ『ローキー(low-key)』で行うムードだ」と伝えた。米朝非核化交渉と南北対話の基調を考慮して韓国軍の独自訓練も調節しなければならないというムードになっているということだ。

韓国軍の訓練の一つである太極演習(6~7月頃)は、UFGのようにコンピュータシミュレーションを利用した「ウォーゲーム(指揮所演習・CPX)」であり、護国訓練(11月頃)は兵力・装備を動員した実機動訓練だ。いずれも合同参謀本部が実施する。特に、太極演習には北朝鮮の長射程砲によるソウル・首都圏大量砲撃時にミサイル数百発で平壌(ピョンヤン)を報復攻撃するシナリオが含まれている。軍内外では、両訓練をしても日程と規模が縮小し、関連内容も一切非公開で行われるという観測が流れている。ある関係者は「例年、護国訓練の時に実施する実射撃・上陸・渡河訓練などをメディアに大々的に公開したが、今年は難しいだろう」と明らかにした。


尹相虎 ysh1005@donga.com