Go to contents

韓国党、20年ぶりに光州と全南に候補を立てず

韓国党、20年ぶりに光州と全南に候補を立てず

Posted May. 25, 2018 08:54,   

Updated May. 25, 2018 08:54

한국어

最大野党自由韓国党が、今回の6・13地方選挙で20年ぶりに光州・全羅南道(クァンジュ・チョンラナムド)地域に広域自治体長候補を立てなかった。過去9年間、政権与党だった韓国党は、朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領の弾劾以降、湖南(ホナム)圏で広域自治体長の候補を探せなかったのだ。

韓国党は24日、湖南地域の3ヵ所のうち、全羅北道(チョンラブクド)の知事候補としてシン・ジェボン候補を公認し、残りの2つの広域自治体長候補は結局発表できなかった。洪文杓(ホン・ムンピョ)事務総長は、「それなりに最善を尽くしたが、湖南地域で候補を多く出せなかったのは非常に残念だ。今後湖南にさらに近づいて、真なる全国政党として生まれ変われるよう努力したい」と語った。

韓国党は、金大中(キム・デジュン)政権発足から100日後に行われた1998年の第2回地方選挙で、湖南地域の3カ所に広域自治体長候補を出せなかったが、その後は一度も欠かさず候補を出した。

党関係者は、「15%以上得票して、中央選挙管理委員会から選挙費用の全額を返してもらえる可能性がないので、候補を確保できなかった。2か所のうち1か所は候補をまったく探すことができなかったし、もう一か所は出馬を悩んでいた人が結局固辞した」と語った。

これまで韓国党は、湖南地域を無主空山(所有主のない山)にしていたわけではない。今は党を離党したが、無所属の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)議員がセヌリ党の公認を受けて全羅南道順天(スンチョン)で国会議員に二回連続当選したし、弾劾前まではセヌリ党に身を置いた「正しい未来党」の鄭雲天(チョン・ウンチョン)議員も全州(チョンジュ)地域区の議員である。

湖南地域の韓国党の関係者は、「今は地元の人に会うたびに、『湖南から韓国党は出て行け』と言われるほど、状況が良くない」と伝えた。

中央選挙管理委員会は同日午前9時から、地方選挙の候補登録を開始した。候補登録の締め切りは25日午後6時までである。今回の選挙では、広域自治体長と教育監がそれぞれ17人、基礎自治体長が226人、広域議員が824人、基礎議員が2927人など、計4011人の地域の働き手を選出する。国会議員の再選・補欠選挙の地域は12ヵ所である。

25日午後6時、候補登録が完了すれば、今月31日から正式選挙運動が始まる。

同日から選挙前日である来月12日まで、選挙運動車両を使ったり、広報物発送、選挙広報物の壁への貼り付けなどを行うことができる。候補支持率に関する世論調査の結果公表は、選挙1週間前である来月7日まで可能である。

選挙人名簿の確定後は、6月8日と9日の二日間事前投票を行う。選挙当日は午前6時〜午後6時まで投票する。


崔고야 best@donga.com · 朴訓祥 tigermask@donga.com