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盤亀台岩刻畫の周辺で恐竜の足跡30個を追加発見

盤亀台岩刻畫の周辺で恐竜の足跡30個を追加発見

Posted May. 25, 2018 08:54,   

Updated May. 25, 2018 08:54

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先史時代の捕鯨の絵が描かれた「蔚州大谷里盤亀台(ウルジュ・テゴクリ・バングデ)岩刻畫」(国宝285号)の周辺から、恐竜の足跡化石30個が追加で確認された。

国立文化財研究所は、今年3月から行われた盤亀台岩刻畫に関する学術発掘の調査結果、岩刻畫の北東側の岩盤から約1億年前である中生代白亜紀の肉食恐竜の足跡化石16個と草食恐竜の足跡化石14個が確認されたと、24日明らかにした。

今回の調査は、縦横60×20メートルに及ぶ1200平方メートルを対象に行い、厚さが3~4メートルの河床堆積層を除去して出てきた岩盤から恐竜の足跡化石が確認された。肉食恐竜の足跡化石は、二足歩行する獣脚類4頭が残した歩行列の形であることが調査の結果分かった。足跡のサイズは長さが9~11センチ、幅は10~12センチである。草食恐竜の足跡化石は、二足や四足で歩く鳥脚類が残したものと把握された。

研究所の関係者は、「盤亀台岩刻畫の近くで見つかった肉食恐竜化石のうち、保存状態が最も良くて、歩行列が確認できる初事例ということで注目を集めている」と話した。


柳原模 onemore@donga.com