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盧武鉉元大統領の9周忌追悼式に3千人あまりの追悼者

盧武鉉元大統領の9周忌追悼式に3千人あまりの追悼者

Posted May. 24, 2018 08:39,   

Updated May. 24, 2018 08:39

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の9周忌追悼式が23日午後2時、慶尚南道金海市進永邑(キョンサンナムド・ナムキムヘシ・ジンヨンウプ)の烽下(ポンハ)村の大統領墓地で「平和が訪れる」を掲げて執り行われた。会場の生態文化公園の広場は3千人を上回る追悼者で足の踏み場がなかった。今年は盧氏が烽下村に帰郷して10年になる年だ。

盧武鉉財団(理事長・李海チャン元首相)が主催した追悼式には、盧氏の夫人の権良淑(クォン・ヤンスク)氏、息子の建昊(コンホ)氏をはじめ、丁世均(チョン・セギュン)国会議長、金元基(キム・ウォンギ)、林采正(イム・チェジョン)元国会議長、与党「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)代表、野党「正義党」の李貞味(イ・ジョンミ)代表、金富謙(キム・ブギョム)行政安全部長官、韓秉道(ハン・ビョンド)大統領政務首席秘書官、金大中(キム・デジュン)元大統領の3男の金弘傑(キム・ホンゴル)民族和解協力汎国民協議会代表常任議長らが出席した。

追悼式は、国民儀礼、「あなたのための行進曲」の提唱、追悼曲、追悼の辞、追悼映像や遺族代表のあいさつ、墓地参拝の順で行われた。李海チャン(イ・ヘチャン)理事長は、「盧武鉉大統領はここにあらせられ、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は米国での首脳会談を終えて帰途にある。他の2人の大統領はどこにいるのかわからない。歴史はこのように前進して発展する」と述べ、李明博(イ・ミョンバク)元大統領、朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領のことを示唆した。

丁氏は、「あなたが夢見た人が暮らす世の中、反則と特権のない世の中がろうそくの力で市民の力で再び立てられた」と述べた。建昊氏は、「多くの方々の努力と助けに力づけられ、烽下村記念事業が支障なく進んでいることに感謝する」とし、「来年の10周忌追悼式は、北朝鮮側代表も共にできることを期待する」と話した。45分にわたる追悼式を終えた出席者は、墓地に移動して献花と焼香をした。

追悼式では盧氏の「最後の秘書官」だった「共に民主党」慶尚南道(キョンサンナムド)知事候補の金慶洙(キム・ギョンス)氏に関心が集まった。金氏は午前から追悼客を迎え、参拝客や「ノサモ(盧武鉉を愛する会)」会員、支持者らの手を握って記念写真を撮った。金氏は、「追悼式に来て下さった国民の心の中に盧武鉉大統領が夢見た『人の暮らす世の中』への希望が溶け込んでいる」と話した。

そのほかに「共に民主党」ソウル市長候補の朴元淳(パク・ウォンスン)氏、釜山(プサン)市長候補の呉巨敦(オ・コドン)氏、ソウル市教育監候補の曺喜昖(チョ・ヒヨン)氏、京畿道(キョンギド)教育監候補の李在禎(イ・ジェジョン)氏らが追悼式に出席した。


姜正勳 manman@donga.com