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1週間に3回以上朝食を抜くとさらに太る

1週間に3回以上朝食を抜くとさらに太る

Posted May. 23, 2018 08:32,   

Updated May. 23, 2018 08:32

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週に三回以上朝食を取らない人のほうが、朝食を着実に取る人より太る確率が高いことが分かった。減量のために朝食を取らなければ、むしろ逆効果になりかねないというわけである。

大邱(テグ)のクァク病院家庭医学科の研究チームが、2014年に国民健康・栄養調査に参加した19歳以上の男性1524人と女性2008人の計3532人を対象に調査した結果、朝食を抜くと性別とは関係なく、体重が増える確率が高いことが分かった。男性では、欠食群は摂取群に比べて、1年間で3キロ以上体重が増えた割合が1.9倍も高かった。女性欠食群も、女性摂取群に比べて体重が増えた割合が1.4倍高いことが分かった。

研究チームは、1週間に朝食回数が4回以下の人を欠食群に、5回以上であれば摂取群に区分した。欠食群は、調査対象の26.6%の940人だった。

専門家らは、レプチンとグレリンなど食欲と関係のあるホルモンの作用が、欠食時に体重に影響を与えるものと見ている。絶食や低タンパク食事を取れば、グレリンの分泌が減って、次の食事の時にエネルギーをより多く摂取させるという。

欠食群は摂取群に比べて、平均年齢が低いことが分かった。また、教育水準の高いグループがそうでないグループより、朝食欠食の頻度がもっと高かった。週40時間を超えて働くグループが、そうでないグループより朝食を抜く比率が高かった。規則的な有酸素運動をするグループで朝食を抜く割合が高く現れた。結局、若くて高学歴であり、労働時間が長く、運動をたくさんする人ほど、頻繁に朝食を抜くということである。研究チームは、「朝食を抜くのは減量に役立たない」と結論付けた。


キム・ハギョン記者 whatsup@donga.com