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青年予算を削減して地域ひいきに使った補正予算

青年予算を削減して地域ひいきに使った補正予算

Posted May. 22, 2018 10:46,   

Updated May. 22, 2018 10:46

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雇用創出と構造調整の支援のための3兆8317億ウォン規模の補正予算案が21日、国会で可決された。しかし、国会審議の過程で、空気清浄機の普及や地方高速道路建設などの「ばらまき事業」が含まれたことで、補正予算の趣旨が大きく色あせしたという指摘が出ている。

国会は21日の本会議で、3兆8317億ウォン規模の補正予算案を処理した。先月6日、国会に政府案が提出されてから45日ぶりのことだ。

今回の補正予算は、当初の政府案(3兆8535億ウォン)より約218億ウォン減少した。国会審議の過程で、政府が提案した事業3985億ウォン分は減額されたのに対し、国会が3766億ウォン分の事業を増やしたのである。

問題は、「雇用創出」という補正予算の趣旨に合致した事業は大幅に減ったものの、本予算に編成しても問題の無い事業が多数含まれていることである。交通の不便な産業団地の中小企業に通う若者たちに提供する交通費の予算は、当初、政府案では976億ウォンが策定されたが、審議の過程で、半分に減った488億ウォンで確定した。これは青年雇用対策の重要政策の一つとして挙げられたが、1人当たりの交通費(10万ウォン→5万ウォン)と支給期間(9.5ヶ月→6ヶ月)が共に後退した。

中小企業に通う若者たちに年1.2%の低利で不動産保証金(日本の敷金にあたる)を1人当たり最大3500万ウォンまで貸そうとした政府の住居安定対策も、縮小するものと予想される。ここで使われる住宅街基金は当初は3000億ウォン規模だったが、国会審議の過程で2000億ウォンに減ったからである。高卒就業者に与える「就職祝い金」も240億ウォン減額された。企画財政部の当局者は、「今回の審議を通じて、多くの事業予算が減って残念だ」と話した。

一方、各党の利害関係を反映する予算は、事業の性格とは関係なく、今回の補正予算に新たに含まれた。敬老堂と保育園に空気清浄機を普及する事業に、それぞれ314億ウォンと248億ウォンの予算が配分された。これは当初の政府案にはなかった内容である。咸珍圭(ハム・ジンギュ)自由韓国党政策委議長は、「今回の補正予算でも粒子状物質関連予算の増額に最善を尽くしており、わが党の主張によって粒子状物質事業の増額を実現した」と語った。

「ドゥルキング」特別検事法案の交渉当時、交渉条件として地域予算編成を掲げた民主平和党は、政府案になかった全南(チョンナム)地域の予算を獲得した。雇用危機地域に指定された木浦・霊岩(モクポ・ヨンアム)関連予算がほとんどだが、△光州(クァンジュ)〜康津(カンジン)高速道路(100億ウォン)、△宝城(ポソン)〜任城里(イムソンリ)鉄道事業(100億ウォン)など、補正予算の目的とは直接関係のない事業も多い。


崔고야 best@donga.com