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文大統領最側近の宋仁培氏とは?

Posted May. 22, 2018 10:46,   

Updated May. 22, 2018 10:46

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「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が最も残念(可哀想)に思う人。と同時に気楽に対せる数少ない人物の一人だ」

宋仁培(ソン・インベ)大統領府第1付属室長に対する親文(親文在寅)の人々の共通の評価だ。宋氏は、コメント操作疑惑で拘束・起訴された「ドゥルキング」、キム・ドンウォン氏(49)を与党「共に民主党」の金慶洙(キム・ギョンス)前議員に紹介した。

釜山(プサン)大学総学生会長だった宋氏は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領が国会議員時代に秘書官を務め、盧政権で文氏が市民社会首席秘書官だった時、その下で行政官と秘書官を務めた。親盧(親盧武鉉)、親文グループを貫く核心人物だ。

宋氏は第17代から20代総選挙まで計5回(再・補欠含む)、慶尚南道梁山(キョンサンナムド・ヤンサン)から出馬したが、すべて落選した。慶尚南道梁山は文氏の自宅がある所だ。大統領になる前、文氏がしばしば乗っていたSUVの助手席にはいつも宋氏が座った。ある親文関係者は、「金慶洙氏、全海澈(チョン・ヘチョル)議員など別の親文の人々が国会入りに成功したのとは違って、宋氏はいつも落選し、文氏がとても残念がった」と伝えた。

宋氏は2016年10月、文氏の大統領選出馬のために組まれた最側近組織「広興倉(クァンフンチャン)チーム」にも自然に合流した。大統領選運動期間には、日程総括チーム長を務めた。金慶洙氏は遂行チーム長だった。与党関係者は、「大統領候補の日程調整は核心の中の核心だ。文氏当選の後、宋氏が第1付属室長を務めるのは皆当然だと考えた」と話した。

大統領府入りした後も、宋氏は文氏の最も近いところを守っている。文氏の執務室がある與民(ヨミン)1館3階に事務所がある参謀は宋氏が唯一。任鍾晳(イム・ジョンソク)秘書室長、尹建永(ユン・ゴンヨン)国政状況室長ら他の参謀は1階下の2階に事務所がある。


韓相準 alwaysj@donga.com