Go to contents

ボルトン氏、「北朝鮮、CVID拒否時、会談が短く終わることも」

ボルトン氏、「北朝鮮、CVID拒否時、会談が短く終わることも」

Posted May. 18, 2018 09:07,   

Updated May. 18, 2018 09:07

한국어

ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は16日(現地時間)、北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)第1外務次官の自身に対する実名攻撃にもかかわらず、「リビア式核廃棄」の必要性を再度強調した。

ボルトン氏は16日(現地時間)、FOXニュースのラジオ放送とのインタビューで、「もし北朝鮮が大量破壊兵器(WMD)を放棄するという戦略的決定を下したなら、米国はこれをどのように扱うべきか知っている」とし、「(北朝鮮の)核兵器などを米テネシー州オークリッジに移すことができる」と述べた。オークリッジ国立研究所は2004年にリビアが非核化を宣言した後、核兵器設計図や遠心分離機などを搬出したところだ。

ボルトン氏は、「(北朝鮮の反発にもかかわらず)会談準備は続ける」としながらも、「もし北朝鮮が(非核化という)戦略的判断を下さないなら、シンガポールでの会談は短く終わるだろう」と警告した。特に、「『完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)』という会談目標から退かない」と強調した。

米議会でも与野党を問わず対北強硬の声が出ている。民主党のチャック・シューマー上院院内代表は16日、議会での発言で、「米国は(北朝鮮との)取引が十分に良い条件でない場合、(米朝交渉の場から)出ることも考えなければならない」とし、「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に無償で何も与えるな」と主張した。共和党のジョン・ケネディ上院議員(ルイジアナ)もメディアとのインタビューで、「金正恩氏は核兵器を開発しようとする三流国家の首班であり殺人者だ。ボルトン氏がさらに強く出るよう望む」と述べた。

一方、米紙ニューヨーク・タイムズは、「(ホワイトハウス内の)何人かはトランプ氏が『ボルトン氏を自制させなければならない』と助言している」と伝えた。


韓基渽 record@donga.com