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ポンペオ氏の夢、国務長官の向こうにある?

ポンペオ氏の夢、国務長官の向こうにある?

Posted May. 17, 2018 08:50,   

Updated May. 17, 2018 08:50

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トランプ米大統領が最も信頼する側近の一人であるポンペオ国務長官を動かす力は何か。米政治専門メディア「ポリティコ」は最近、トランプ政権の外交指令塔であるポンペオ氏が大統領への野心まで抱いていると広く知られていると伝えた。超強硬派とされ、トランプ政権の「戦争内閣(war cabinet)」の核とされたポンペオ氏が米朝対話の顔に浮上した背景には、ホワイトハウスの主の座まで狙う政治的野心が隠されているという分析が出ている。もし挑戦するなら、トランプ氏の再選後の次々期が有力視される。

ポンペオ氏は中央情報局(CIA)長官時代、北朝鮮の政権交代を取り上げ、イラン核合意の破棄を支持するなど強硬な声を出してきた。しかし、最近、2度にわたって訪朝して金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談するなど、以前にはなかった対話派のイメージを得た。テレビ番組に出演して、米朝首脳会談を控えた北朝鮮に「ムチ」よりも「アメ」について主に言及している。

ポリティコは、ポンペオ氏の「変身」について、国務長官の任期を成功裏に終えてこそさらに高いポストに就けるためだと分析した。政治的に大成しようという目標が実用主義者に変貌させたという説明だ。

ポンペオ氏は実際、トランプ氏のホワイトハウスでは考えることが難しい実用主義的振る舞いを何度も見せた。国務長官承認公聴会を準備し、トランプ氏の政敵のヒラリー・クリントン氏やジョン・ケリー元国務長官に連絡して助けを求めた。また、米国のイラン核合意離脱では、トランプ氏の離脱意思を読んだ後も、欧州の外交官たちと緊密に連絡を取り、合意維持に向けて最後まで努力した。「地位が人を作る」という格言の典型だ。

ポンペオ氏の急激な浮上で、トランプ氏の外交・安保チームで相対的に存在感が弱まった人物はペンス副大統領だ。今年2月、平昌(ピョンチャン)冬季五輪に米代表団を率いて参加したペンス氏は、最近、国内政治に集中している。米紙ニューヨーク・タイムズは14日、「ホワイトハウスが中間選挙戦略をまだ設定していない状態で、大統領の『非常に立派に規律の整った』ランニングメイトがその空白に入り込んだ」とペンス氏を称賛した。ペンス氏が大統領の本能とは反対の方向に行ってまで自分の友軍と利益を得て、共和党に莫大な影響力を及ぼそうとしているということだ。

しかし、「混乱のホワイトハウス」で永遠に信頼を得るナンバー2はいない。ポンペオ氏は米国のイラン核合意離脱を阻止できず「1敗」となった。同紙は、「(ポンペオ氏は)米国の核合意離脱の数日前まで『合意が生き残る可能性がある』と欧州の外交官たちに話していた」と指摘した。


韓基渽 record@donga.com