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米、北朝鮮に保有核の「第3国搬出」を要求

米、北朝鮮に保有核の「第3国搬出」を要求

Posted May. 14, 2018 07:28,   

Updated May. 14, 2018 07:28

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トランプ米政権が米朝首脳会談を控え、北朝鮮の対する制裁解除および体制保証のためには北朝鮮が保有している核兵器のうち相当数を韓半島の外の第3地域に搬出するよう要求したことが分かった。これに対して北朝鮮は、ホワイトハウスの要求をどのようにどの程度受け入れるかをめぐって苦慮しているとされ、この問題がシンガポール米朝核談判の核心争点の一つになるものとみえる。北朝鮮は現在、最大約60個の核弾頭と最大40キロのプルトニウムを保有していると推定されている。

ある外交筋は13日、「ポンペオ米国務長官が平壌(ピョンヤン)で金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に会って、今後の核開発の中止はもとより以前に開発して保有している核物質とミサイルの国外搬出を要請した模様だ」とし、「保有中の核を外に出すことは前例のないことなので、平壌がまだ明確な返事をしていない状態」と伝えた。同消息筋によると、米国は現在、北朝鮮が保有している核を「中立国家」に移し、国際社会の管理で廃棄する具体的な案まで立てたという。特に、トランプ大統領が最近言及した「韓半島全体の非核化」とボンペオ氏の「永久的核廃棄(PVID)」もこのように北朝鮮の独自の核廃棄を越え、外部による完全な廃棄を意味したとみえる。

大統領府は、北朝鮮がホワイトハウスの要求を受け入れる可能性に注目している。ある関係者は、「北朝鮮が米国の要求どおり『小分け式非核化』をしない考えは明確だ。体制の保証と確実な経済支援が担保されるなら、受け入れられない要求はあまりなさそうだ」と伝えた。そして、「もし北朝鮮の核搬出が実現するなら、別途の機構を設立する代わりに国連などを通じて移転および廃棄が有力だ」と付け加えた。

 

これと関連してボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)は12日(現地時間)、「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)とのインタビューで、「1992年に北朝鮮は核兵器を放棄するだけでなくウラン濃縮とプルトニウム再処理の放棄に合意した。(シンガポールで)化学・生物兵器、ミサイル、日本人と韓国人拘束者についても話し合うだろう」と述べた。

 

一方、北朝鮮は12日、外務省公報を通じて、23日から25日の間に豊渓里(プンゲリ)核実験場を廃棄し、これを韓国、米国、中国、ロシア、英国の取材陣に公開すると明らかにした。先月、南北首脳会談での約束を守るので、米国も補償を約束して準備せよという信号だ。これに対してトランプ氏は同日、ツイッターに「感謝する。非常に賢く丁重な行動だ」と明らかにした。ただ、豊渓里実験場を廃棄した後、北朝鮮がその事後検証にどれだけ協力するかが米朝首脳会談にも影響を及ぼすという観測も流れている。


韓相準 alwaysj@donga.com · 黃仁贊 hic@donga.com