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「苦難の行軍はない」 金正恩氏が2月初め地方に自筆の手紙

「苦難の行軍はない」 金正恩氏が2月初め地方に自筆の手紙

Posted May. 07, 2018 08:11,   

Updated May. 07, 2018 08:11

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が2月7日、労働党地方組織に「第2の苦難の行軍はない」という内容の自筆の手紙を送ったと、朝日新聞が6日、複数の北朝鮮関係筋を引用して報じた。2月7日は北朝鮮が金与正(キム・ヨジョン)労働党中央委副委員長らを特使団として平昌(ピョンチャン)冬季五輪に送る2日前。同紙は、金正恩氏がこの時、米国、韓国、中国に対する外交戦略で北朝鮮が直面した局面を打開することを想定していたようだと分析した。

北朝鮮では中国企業が50年の開発権を持つという茂山(ムサン)鉱山の操業が1月に停止し、年初から中国産穀物の輸入もほぼ中断した。すると労働党地方組織で連日「第2の苦難の行軍が始まった」といった報告が党組織指導部に殺到した。これを受けて金正恩氏は自筆で「第2の苦難の行軍はない」とし、「遠からず世界に誇る勝利を慶祝する朝鮮人民の姿を見ることになるだろう」と書いた手紙を党地方組織に送ったという。


徐永娥 sya@donga.com