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南北首脳が遭遇する板門店T2とT3の間の通路、板門閣から自由の家まで最短距離

南北首脳が遭遇する板門店T2とT3の間の通路、板門閣から自由の家まで最短距離

Posted April. 27, 2018 08:14,   

Updated April. 27, 2018 08:14

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウ)朝鮮労働党委員長が27日に初めて会うT2(軍事停戦委員会本会議室)とT3(軍事停戦委小会議室)の間の通路は、1953年に板門店(パンムンジョム)で休戦協定が締結されて以降の南北対立の歴史が保存されたところだ。

この通路を通じて韓国側に渡ってきた最も代表的な人物は林秀卿(イム・スギョン)元議員だ。1989年、平壌(ピョンヤン)世界青年学生祝典に参加するために北朝鮮を訪問したイム氏は、同年8月15日、ムン・キュヒョン神父とともにT2とT3の間の通路を利用して韓国に戻った。1978年、韓国海軍に拿捕された北朝鮮船舶の乗務員8人がこの通路を利用して北朝鮮に送還された。その後も韓国側に漂流した北朝鮮漁民などの送還の際、この通路が主に使われた。

板門店には、韓国側地域と北朝鮮側地域もまたがる水色の3つの建物があるが、それぞれT1(中立国監視委員会会議室)、T2、T3と呼ばれる。Tは英語「臨時(temporary)」から取られた。板門店を管轄する国連司令部関係者は、「分断がこのように長期化するとは思わず休戦協定当時『臨時』と名前をつけたのが今まで続いた」と説明した。

 

このうち、T2とT3の間の通路がよく使われる理由は、北朝鮮側の板門閣から韓国側の自由の家までの最短コースだからだ。軍事境界線(MDL)の北朝鮮側に立つ金正恩氏の後方に板門閣が、韓国側に立つ文大統領の後方に自由の家が位置することになる。

 

首脳会談に先立ち開かれた南北高官・実務会談の出席者は、この通路ではなくT1とT2の間の通路を利用して徒歩でMDLを越えた。政府関係者は、「今回の首脳会談の開始となる両首脳間の出会いのためにT2とT3の通路を残した」と話した。


韓相準 alwaysj@donga.com