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リーグ戦31得点のサラーがEPL年間最優秀選手に

リーグ戦31得点のサラーがEPL年間最優秀選手に

Posted April. 24, 2018 08:14,   

Updated April. 24, 2018 08:14

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エジプトのサッカー英雄、モハメド・サラー(26=リバプール、写真)が今季イングランド・プレミアリーグ(EPL)の年間最優秀選手の栄誉に輝いた。

23日、イングランドサッカー選手協会(PFA)は、年間最優秀選手賞の受賞者にサラーを選出した。エジプト選手では初めて同賞を受賞したサラーは、「私がこの賞をもらう最後のエジプト選手にならないことを望む」と感想を語った。1973~1974シーズンから授与が始まったPFA年間最優秀選手賞は、EPL選手たちが所属チームの選手以外の選手に投票する方式で行われ、EPLで選手がもらえる最も栄誉な賞と評価される。

昨年6月、イタリア・セリエAのASローマからリバプールに移籍し、2季目を迎えるEPLで潜在力を爆発させた。2014年にチェルシーでプレーしたとき2ゴール、4アシストに止まり、翌年にセリエA(フィオレンティーナ→ASローマ)にレンタルされ、厳しいEPL挑戦を経験したサラーは、今季に驚異的な得点感覚を発揮しリーグのトップ選手になった。

サラーは、「チェルシーに要るときは(能力を)発揮できる機会が多くなかった。再び戻ってきて多くのことを見せることができた」とし、「あの時の自分とは完璧な違う選手になっていると思う」と話した。

現在、リーグ戦で31得点を挙げたサラーは、得点ランキング2位のハリー・ケイン(トッテナム・ホットスバー、26得点)を5点差で抑えて単独首位を走っている。これは38ラウンド体制に変わった1995~1996シーズン以降、アラン・シアラー(1995~1996シーズン)、クルスチアーノ・ロナウド(2007~2008シーズン)、ルイス・スアレス(2013~2014シーズン)らが記録したEPL最多得点と並ぶものだ。残りリーグ戦3試合で3ゴール以上を決めれば42ラウンド体制で実施された1993~1994シーズンのアンディ・コールの34得点まで越えることになる。

左利きで爆発的なドリブルを強みとするサラーは、EPLの「メッシ」と評価される。今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)でもリバプールの単一シーズン最多得点となる8ゴールを決め、英雄になった。エジプト代表チームでも2018ロシアW杯最終予選5試合で5ゴールを決め、エジプトの28年ぶりのW杯出場をけん引した。

PGAは年間ヤングプレイヤー賞には今季にマンチェスター・シティのリーグ優勝に貢献した「ドイツの新星」レロイ・サネ(22)を選出した。EPL最速の男と呼ばれるサネは、現在チーム同僚のケビン・デ・ブライネ(15アシスト)に次いでアシスト部門2位(12)を記録している。


金在亨 monami@donga.com