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与党、17の広域団体首長候補の選定を終了

与党、17の広域団体首長候補の選定を終了

Posted April. 23, 2018 08:28,   

Updated April. 23, 2018 08:28

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与党「共に民主党」が6・13地方選の大邱(テグ)市長候補を21日に確定し、17の広域団体首長候補の選定をすべて終えた。まだ候補の確定を終えていない野党と違って、与党は現職の首長と親文(親文在寅)陣営の人々を先に候補に掲げた。

共に民主党選挙管理委員会は20、21日に実施された大邱市長候補決選投票で、林大潤(イム・テユン)元最高委員が56.49%を得票し、イ・サンシク元首相室民情室長(43.51%)をリードしたと明らかにした。これに先立ち20日に公開されたソウル市長予備選では、3期目に挑戦する朴淳元(パク・ウォンスン)市長が66.26%の圧倒的な得票で、朴映宣(パク・ヨンソン)、禹相虎(ウ・サンホ)両議員をリードした。

現広域団体首長の中には、崔文洵(チェ・ムンスン)江原道(カンウォンド)知事をはじめ、宋河珍(ソン・ハジン)全羅北道(チョンラプクト)知事、李始鍾(イ・シジョン)忠清北道(チュンチョンプクト)知事、李春熙(イ・チュンヒ)世宗(セジョン)市長が推薦か予備選を経て公認状を手にした。党内外では、現役の国会議員に10%減算を適用した予備選ルールと共に南北首脳会談などで地方選挙が注目を受けず、現団体首長に有利な構図ができているという分析が出ている。

党内の親文の人々も、広域団体首長候補に名乗りを上げた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の最側近の金慶洙(キム・ギョンス)議員は、コメント世論操作の疑惑のため一時不出馬を検討したが、慶尚南道(キョンサンナムド) 知事への出馬を19日に公式化した。仁川(インチョン)市長候補に出た親文の核心、朴南春(パク・ナムチュン)議員は、権利党員投票で票をあつめ、57.26%を得て決選投票なく本戦行きを確定した。ただ、いわゆる「3チョル」と呼ばれる親文系の核心、全海チョル(チョン・ヘチョル)議員は、先の大統領選で候補だった李在明(イ・ジェミョン)元城南(ソンナム)市長の高い認知度の壁を越えることができなかった。

自由韓国党は今月12日に地方選候補出征式を開き、早くも予備選に飛び込んだ。ソウル市長候補に確定した金文洙(キム・ムンス)元京畿道知事をはじめ、徐秉洙(ソ・ビョンス)釜山(プサン)市長、劉正福(ユ・ジョンボク)仁川市長、朴城孝(パク・ソンヒョ)元大田市長、金起ヒョン(キム・ギヒョン)蔚山(ウルサン)市長、南景弼(ナム・ギョンピル)京畿道(キョンギド)知事、李仁済(イ・インジェ)忠清南道(チュンチョンナムド)前議員、金台鎬(キム・テホ)慶尚南道元知事らが本戦に出る。

しかし、自由韓国党の支持が弱い光州(クァンジュ)と全羅北道、全羅南道(チョンラナムド)は広域団体首長候補さがしに少なからぬ困難を来たしている。同党の公認管理委員会関係者は、「野党第一党の全国政党なのに、全羅道(チョンラド)では出るという候補がおらず悩みだ。選挙費用の補填基準の得票率15%が候補には大きな負担だ」と強調した。2014年の地方選当時、光州市長選挙で自由韓国党の前身のセヌリ党の李仁済候補は3.4%を得るに止まった。

野党「正しい未党」は、ソウル市長候補に安哲秀(アン・チョルス)人材招聘委員長を確定したのに続き、釜山、大田、忠清北道、済州(チェジュ)広域団体首長候補を決めた。安委員長を支援するソウル市選挙対策委員長に孫鶴圭(ソン・ハクキュ)顧問を迎え入れた。


金相雲 sukim@donga.com · 朴訓祥 tigermask@donga.com