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臨時政府樹立日、4月13日から11日に変更

臨時政府樹立日、4月13日から11日に変更

Posted April. 14, 2018 09:56,   

Updated April. 14, 2018 09:56

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大韓民国臨時政府樹立100年となる来年から臨時政府樹立記念日が4月11日に変わる。これまで学界と報勲団体は、「臨時政府樹立日は4月13日ではなく4月11日」とし、政府に変更を強く求めてきた。

李洛淵(イ・ナクヨン)首相は13日、ソウル龍山区(ヨンサンク)の白凡・金九(キム・グ)記念館野外広場で開かれた第99年大韓民国臨時政府樹立記念式で、「臨時政府樹立日を4月13日ではなく国号と臨時憲章を制定して内閣を構成した4月11日にしなければならないという歴史学界の提案を尊重し、変更することを決めた」と明らかにした。

政府は1989年に閣議で臨時政府樹立日を4月13日に定め、1990年から国家報勲処が主管する記念式を開催してきた。当時4月13日に定めたのは、1932年に上海駐在日本総領事館の警察が作成した史料「朝鮮民族運動年鑑」などを根拠とした。しかし、この史料が誤りだとする学界の研究が最近相次いで発表された。これを受けて報勲処は昨年、「大韓民国臨時政府樹立記念日の合理的画定案」という政策研究を依頼して具体的な事実を確認し、学界の意見を収斂した。その結果、臨時政府樹立日は4月11日というのが歴史的事実に近く、4月13日を政府樹立が完成した日と見るのは根拠不十分という結論が下された。

報勲処は、臨時政府樹立記念日を修正するために、今月中に各種記念日などに関する規定(大統領令)改正令案を関係省庁に要請する計画だと明らかにした。


柳原模 onemore@donga.com