Go to contents

安部首相、「金正恩との面会を仲介してほしい」

安部首相、「金正恩との面会を仲介してほしい」

Posted March. 19, 2018 07:42,   

Updated March. 19, 2018 07:42

한국어

日本の安倍晋首相が韓国政府に対し、日朝首脳会談を成功させるための仲裁を要請したことが分かった。南北と米朝米首脳会談を控えて、韓米、韓中日、韓日などのリレー首脳会談が推進される中、16年ぶりに日朝首脳会談の可能性まで高まっており、韓半島を巡る対話局面が本格化している。

韓日関係に詳しい外交筋は18日、「日本政府が韓国政府に対して、安倍首相と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党書記との面会を仲介してほしいと要請した」と明らかにした。日本は4月、日米首脳会談も準備している。これと関連して、安倍首相は16日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領との電話で、南北と米朝米会談を機に、日朝対話の可能性への期待を表明したと、大統領府は伝えた。特に安倍首相は、2002年9月、小泉純一郎元首相が訪朝時に発表した「平壌(ピョンヤン)宣言」も言及したことが分かった。平壌宣言は、日朝関係の正常化や日本人拉致問題解決などを盛り込んでいる。

米朝首脳会談の推進は、南北首脳会談に続いて米朝首脳会談が実現されただけに、対北強硬路線を固守しては韓半島の対話政局から押し出されかねないという安倍首相の懸念によるものと見られる。これと関連して北朝鮮の朝鮮中央通信は17日の論評で、「日本は大勢を正しく見て対北朝鮮政策を熟考しなければならない時だ」とし、「我々はすでに日本の反動たちが分別を失って、悪さばかりしていては、永遠に平壌行のチケットを手にできないかねないことを警告した」と主張した。


ムン・ビョンギ、シン・ジンウ記者 weappon@donga.com · niceshin@donga.com