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肥満老人がより健康? 「肥満のパラドックス」は嘘

肥満老人がより健康? 「肥満のパラドックス」は嘘

Posted March. 17, 2018 07:32,   

Updated March. 17, 2018 07:32

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太り過ぎや肥満は健康に悪いというは常識だが、高齢者の場合、逆に過体重や肥満が心臓病による死亡を減らす純機能をするという仮説がある。これを「肥満のパラドックス(Obesity Paradox)」という。しかし、欧州の研究チームが史上最大規模の疫学研究を行った結果、肥満パラドックスは嘘であることが明らかになった。

英グラスゴー大学医学部のスターマティナ・イリオドロミティ教授チームは、英医療研究データベース「バイオバンク」から40歳以上の健康な欧州の白人男女29万6535人の医療情報を収集した。これをもとに、ボディマス指数(BMI)と腰回りなどの肥満を示す指標と心血管疾患の発症との間の相関関係を研究した。その結果、年齢に関係なく、太り過ぎや肥満は共に高血圧と心臓発作、脳卒中を増加させることが分かった。

BMIの場合は22が分岐点だった。この数値を基準に、女性は指数が5.2、男性は4.3が増えるたびに心血管疾患の発症が13%ずつ増加した。世界保健機関(WHO)が定めた正常BMIの範囲は18.5〜25であるが、正常範囲内でも22を超えると発症が増えた。

腰の部分に脂肪が多ければ、リスクはさらに大きくなった。心血管疾患が最も少ない腰回りは、女性が74センチ、男性は83センチだったが、女性の場合は12.6センチ、男性は11.4センチが増えるたびに、心臓疾患が女性は16%、男性は10%が増えた。今回の研究結果は、欧州心臓学会誌の3月16日付けに発表された。


ユン・シンヨン記者 ashilla@donga.com