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習近平の皇帝さながらの接見

Posted March. 14, 2018 07:48,   

Updated March. 14, 2018 07:48

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1951年7月10日、韓国戦争の最初の停戦会談が開かれた時のことだった。会談場所は、中国側が固執していた開城(ケソン)だった。会談場に入ってきた国連軍の首席代表はびっくりした。中国側が国連軍の代表には低い椅子を、中国側には30センチほど高い椅子を与えたからだ。国連軍の代表は速やかに別の椅子に変えて座ったが、写真撮影はすでに終わり、彼らはこれを「勝利」として宣伝した。共産主義者らには椅子も一種の交渉戦略だったことになる。

◆12日、習近平中国国家主席と鄭義溶(チョン・ウィヨン)大統領府国家安保室長との面談で、座席配置が再び「外交欠礼」の論議を巻き起こしている。習主席は会議を主宰するように上席に座り、その隣に鄭室長の一行と中国側の同席者たちが向かい合うように座席を配置した。外交プロトコールではなかなか目にできない「皇帝式接見」の姿だった。中国最大の政治的イベントである兩會(全国人民代表大会と全国人民政治協商会議)の期間中に行われた異例の出会いだが、50年代の考え方から抜け出せずにいる模様だ。

◆これに先立って、8日、ドナルド・トランプ米大統領は、ホワイトハウスのオーバルオフィスで接見した鄭室長と並んで座った。トランプ政府とホワイトハウスの参謀たちが二人を中に置いて、ソファに三々五々座って鄭室長の発言に耳を傾けた。安倍晋三日本首相も13日、徐薰(ソ・フン)国情院長に自分と同じ金色の花柄椅子を提供した。安倍首相は最近まで、外国関係者を接見する時は、一人だけが派手で一層高い椅子に座って論議を呼んだ。おもてなしには各国の複雑な事情が反映されているだろうが、儀典は「外交の花」と呼ばれるほど重要である。

◆中国は11日、主席の任期制限を廃棄しながら、「習皇帝時代」を切り開いた。2013年に政権について以来、「習近平の中国」が収めた成果を称える対外広報にも熱を上げている。中国の学界では、中国はすでに米国を超える「世界トップの大国」に浮上したという主張まで出ている。習主席は執権1期目の前半までは韓国の大統領特使を迎えるときは、並んで座った。習主席の変わった面会方式は、変わった中国の存在感を示そうとする狙いでもあるだろう。

ホン・スヨン論説委員


洪壽英 gaea@donga.com