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カーリングの聖地、義城

Posted February. 22, 2018 09:14,   

Updated February. 22, 2018 09:14

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「氷の上の細かい埃は全て掃いてしまうぞ、そんな覚悟が感じられる。いろいろなことから見ても、彼女たちはさすが氷の清掃団体である。そうでなくては、あのように気が狂わんばかりに掃き掃除をするはずがないじゃないか」

チェ・サンヒ作家の長編小説「ただ(ひたすら)、カーリング」の一節。カーリングは4人ずつの二つのチームが氷上で丸く平たい石(ストーン)を滑らせて、標的(ハウス)の中に入れて得点を競う競技だ。高度の戦略的思考が必要なため、「氷のチェス」という異名でも呼ばれる。中世スコットランドの凍った湖や川で石ころを滑らせた遊びに由来する。

◆そのほとんどが義城(ウィソン)女子中学と高校の同窓である韓国女子カーリング代表チームが、世界1位のカナダと2位のスイスに続き、発祥国である英国(4位)まで連破して、史上初の五輪ベスト4に進出したことで、慶尚北道(キョンサンブクド)義城が「カーリングの聖地」として浮上している。人口5万人の小都市義城は、朝鮮中期以来唯一の特産品はニンニクだった。腐植土に覆われた土地で育つこのニンニクは、水分が多いが個数(6個)が少ないうえ、辛さと殺菌力が強いのが特徴。

◆女子カーリング代表チームを率いているキム・ミンジョン監督の父親である金敬斗(キム・ギョンドゥ)慶北科学大学教授(大韓カーリング連盟副会長)は1990年代半ば、カナダでカーリングを経験した後、故郷に国内初のカーリング専用競技場の設立を提案した。名前も不慣れだったが、農村自治体は聞き流さなかった。2006年の競技場設立に続き、「義城ニンニク杯」全国大会を作って、地元の中高校にもカーリングを普及させた。2007年、義城女子高校1年生だったキム・ヨンミ(27)、キム・ウンジョン(28)は、放課後活動としてカーリングを始め、義城女子中2年生だったキム・ギョンエ(24)は、姉(キム・ヨンミ)のものを届けに来て、うかうかと加わることになった。キム・ソニョン(25)は、友達のキム・ギョンエが学校の黒板に書いた「カーリングがしたい人」に名前をあげたのが出発点だった。

◆「あんたが防いで、お前が片付けて」「行けよ姉ちゃん!」…。選手たちが吐き出す強い慶尚道のアクセントも一緒に熱い人気となっている。米紙ニューヨークタイムズは20日、義城を訪れて、住民の体育館での合同応援の現場を伝えた。「ガーリックガールズ(Garlic Girls)がオリンピックをひきつけた。代表チームの故郷である議城も恋に落ちた」


趙修眞 jin0619@donga.com