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SKイノベーション、南シナ海で原油採掘に成功

SKイノベーション、南シナ海で原油採掘に成功

Posted February. 22, 2018 09:15,   

Updated February. 22, 2018 09:15

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SKイノベーションが中国の南シナ海に位置している鉱区(PRMB 17/03)で原油探査に成功した。21日、SKイノベーションは、「昨年12月に深さ2014メートルで厚さ34.8メートルの有効油層を発見し、その後、試験生産の過程で地層の自然圧力だけで一日に最大3750バレルの原油を採掘することに成功した」と明らかにした。

海洋石油資源開発は、鉱区取得―探査(石油存在の可能性と埋蔵量確認)-開発-生産段階に分けられる。SKイノベーションは、石油を発見したここで探査井を追加で掘って、有効油層の商業的価値や油田構造を把握するための作業を進める計画だ。実際に有効油層探査に成功しても、実際の開発と生産段階に至るまでの確率は5%前後である。SKイノベーションは、2015年2月にこの鉱区の運営権を確保した後、地質調査や物理探査などの基礎作業を進めてきた。

SKイノベーションは、この鉱区の持分の80%を保有している。残りの20%は、中国国営石油会社である中国海洋石油総公司(CNOOC)が持っている。SKイノベーション側は、「評価作業を通じて、この鉱区の埋蔵量と商業性を追加確認する予定である。商業性が確認されれば、これを足がかりに、南シナ海での石油生産プラットフォームを迅速に構築していきたい」と明らかにした。

SKイノベーションは1983年、インドネシアのカリムン鉱区への持分参加を皮切りに、ペルー、ベトナム、中東などで伝統オイル(Conventional Oil)を生産してきた。2014年に米国内の生産鉱区二つを買収して、一日に2500BOE(原油換算バレル・原油とガスを含む量)のシェールオイルを生産している。現在SKイノベーションは、計9カ国の13鉱区で5億3000万BOEの原油埋蔵量を確保して、一日に平均5万5000BOEを生産している。


徐東一 dong@donga.com