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文大統領、「不合理な保護貿易に決然と対応」

文大統領、「不合理な保護貿易に決然と対応」

Posted February. 20, 2018 09:01,   

Updated February. 20, 2018 09:01

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、ドナルド・トランプ米政府の貿易制裁と関連して、「不合理な保護貿易措置については、世界貿易機関(WTO)への提訴と韓米自由貿易協定(FTA)に違反するかどうかについて検討するなど、堂々かつ決然と対応することを望む」と語った。

文大統領は19日、大統領府で首席・補佐官会議を開き、「鉄鋼、電子、太陽光、洗濯機など、韓国輸出品目に対する米国輸入規制の拡大で輸出戦線での異常が懸念される」と述べたうえでこのように指示した。「韓米FTA改正交渉を通じても不当さを積極的に主張することを望む」とも述べた。

それとともに文大統領は、「今まで我々は多くの挑戦を乗り越えてきたように、政府と企業が一致団結して努力すれば、いくらでも克服できるという自信を持って対応していかなければならないだろう」としたうえで、企業の協力を要請した。

文大統領は、韓国GMの群山(クンサン)工場閉鎖の決定について、「政府を上げて群山経済の活性化タスクフォース(TF)を立ち上げて、群山地域経済を蘇らせるための特段の対策を望む」と述べた。さらに「『産業危機対応特別地域』と『雇用危機(災害)地域』の指定など、制度的に可能な対策があれば、積極的に検討し、失業者対策のために緊急対策まで一緒に講じるべきだ」と指示した。


ムン・ビョンギ記者 weappon@donga.com