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ガッツポーズのザギトワ、首を横に振ったメドベージェワ

ガッツポーズのザギトワ、首を横に振ったメドベージェワ

Posted January. 20, 2018 07:33,   

Updated January. 20, 2018 08:47

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ロシアのフィギュアスケート女子シングルの「新星」アリーナ・ザギトワ(16)はショートプログラムの演技を終えた後、ガッツポーズを見せながら歓呼した。一方で「世界最強」と呼ばれるエフゲニア・メドベージェワ(19=ロシア)は、顔をしかめながら舌を出した。

19日、ロシア・モスクワで行われた国際スケート連盟(ISU)欧州フィギュア選手権の女子シングルの焦眉の関心は、最近猛烈な勢いを示しているザギトワ(世界15)と負傷から回復したメドベージェワ(世界1位)の直接対決だった。メドベージェワは昨年末に負傷(右足甲骨折)し、シーズン最強を争うISUグランプリファイナルとロシア選手権(以上、昨年12月)に不参加した。その間、今季のシニア舞台にデビューしたザギトワが相次いで2大会で優勝した。

平昌(ピョンチャン)冬季五輪の前哨戦としての性格を帯びる欧州フィシュア選手権で機先を制したのはザギトワだった。ショートプログラムで自身のISU公認最高得点である80.27点をマークし、トップに躍り出た。ザギトワの得点はメドベージェワが保有するショートプログラムの世界記録(80.85)にわずか0.58点差に迫る得点だ。ザギトワはショートプログラムで跳んだトリプル(3回転)ジャンプの全てで加算点を得るなど快調のコンディションを示した。ザギトワは「今季に私が跳んだショートプログラム演技の中で最高だったと思う。欧州選手権への出場は初めてだが、緊張しないで、これまで練習してきたものを見せるように努めた」と話した。

昨年大会優勝者のメドベージェワは復帰戦で体調が万全ではないような様子だった。この日、プログラムの最後のジャンプだったダブルアクセルで減点され78.57を得点し、ザギトワに次いで2位に入った。メドベージェワは、「今日の演技は満足できないが、私には(問題を)修正できる時間が十分ある」と話した。その上で「負傷で3週間をギブスをしていたため、練習ができなかっけど、今は痛みを感じない。また滑られるようになって幸せだ」と語った。

平昌五輪の有力な金メダルリスト候補であるザギトワとメドベージェワの直接対決の最終結果は20日のフリースケートで判明する。



鄭允喆 trigger@donga.com