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「古代円形」の韓半島スキーが106年ぶりに帰ってくる

「古代円形」の韓半島スキーが106年ぶりに帰ってくる

Posted January. 19, 2018 09:14,   

Updated January. 19, 2018 09:47

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現存する最古の5200年前のスウェーデンの古代スキーと同じ「4つの穴式スキー」で、これまで日本でも大切に展示されてきた「古代円形」韓半島スキーが、平昌(ピョンチャン)冬季五輪を迎えて、106年ぶりとなる19日に一時帰国する。このスキーは21日、スキークラブ昆池岩(コンジアム)のイム・ギョンスン会長(88・国内初の冬季五輪スキー選手)などのスキー長老たちに引き渡され、LGグループ・サブウォン(代表イ・ギュホン)の昆池岩スキー場内の「韓国スキー100年館」に展示される。スキーは平昌冬季五輪期間まで展示された後、3月中旬頃、日本に戻る。今回の展示は、サブウォンが昨年12月から5回も現地を訪問して説得した末実現した。

現存する国内最古のスキーであり、アジアでも唯一の「4つの穴式の古代円形スキー」は、イタヤカエデを削って作った。長さ160センチ、幅は前後が6.4と5.5センチ、真ん中が7センチ。くびれた最近のスキーとは正反対だ。真ん中の4つの穴は、足を縛る紐を通らせるためのもの。これを当時の先祖たちは、「そり」と呼んだ。この純粋な韓国語を漢字では「ソルマ(雪馬)」と表記した。

古代円形スキーは、日本植民地時代だった1912年、韓半島に駐留していた日本陸軍第8師団の油川貞策(1885~1953)中尉が咸鏡南道(ハムギョンナムド)で見つけて(上越市立総合博物館スキー資料リスト記録)新潟県上越市所在の第13師団に送った。この部隊が解体された後、上越市が市立総合博物館に展示したのに続き、1992年、金谷山日本スキー発祥記念館(上越市立総合博物館傘下)に移された。

日本のスキー発祥記念館は、このスキーが歴史的に大きな価値を持っていると説明する。古代スキーと同じ形のスキーが最近まで、韓半島の北側で使われたことを推定できるからだ。特に4つの穴式は、スキー考古学で極めて貴重であり、このようなスキーが韓半島で発見されたことは、古代にスキーが、欧州からユーラシアまで広く伝わったことを推測できるという意味でもある。

このスキーを国内では「4世紀北欧型スキー」(出典「スキー70年史」・大韓スキー協会1999年発刊)と評価している。「世界のスキーの原型」(ソン・ギョンソク初代大関嶺スキー博物館長・1999年)という主張も出ている。

日本のヤマザキ・シホウは自分の著書「日本スキーの発達史」(1936年発刊)で、「北欧の西側であるスカンジナビア地方に太古から伝わっているスキーと同じものが、1911年に咸鏡南道で発見されたが、これはツングース族が東方に移動したときに持ってきたものと推測される」と明らかにした。



上越市(新潟県)=チョ・ソンハ専門記者 summer@donga.com