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8歳以下の子供を抱えた職員は10時まで出勤、教育部が16日から実施

8歳以下の子供を抱えた職員は10時まで出勤、教育部が16日から実施

Posted January. 17, 2018 09:02,   

Updated January. 17, 2018 09:23

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教育部は、子供のいる職員を配慮するために、16日から「10時出勤制」を実施した。

これにより、8歳または小学校2年生以下の幼い子供のいる職員は、午前10時までに出勤し、午後7時に退社する。朝の時間にもっと楽に子育てに専念できるように配慮したのだ。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領が今年、「生活の質」改善を国政話題に投げかけたことを受けて、教育部のように他の省庁や公共機関も、「仕事と生活のバランス(Work and Life Balance=ウォラバル)」を求める試みを様々な形で実施するものと見られる。

2010年、政府はすでに週労働時間(40時間)を守りながら通勤時間を調整したり、週勤務日数を調整できる柔軟勤務制を導入した。しかし、硬直した官僚社会の文化で、実際に活用する職員は多くなかった。教育部職員(596人)のうち、育児のために通勤時間を調整した職員は、毎月平均6人に止まっている。

教育部は、「10時出勤制」の活性化のために、幼い子供のいる職員が個別に申請しなくても、10時出勤ができるようにした。従来は、所属部署長に10時出勤の承認を得なければならなかった。

これにより、8歳または小学校2年生以下の幼い子供を持つ教育部職員168人のうち、76人(45.2%)が10時出勤制を選んだ。男性が56人(73.6%)、女性が20人(26.4%)。当初の10時出勤制対象者のうちの男性(67.8%)の割合より、実際に申請した男性の割合(73.6%)が高く、男性職員も育児への参加意志が高いことを示した。最も職級の高い職員は現職課長(4級)であった。

これと共に、生後1年未満の乳児を育てる職員は、一日に1時間の育児時間が与えられ、退社が1時間早い。



禹慶姙 woohaha@donga.com