Go to contents

「アットホームのように」 オリンピアンの宿舎「選手村」の準備が大詰め

「アットホームのように」 オリンピアンの宿舎「選手村」の準備が大詰め

Posted December. 16, 2017 10:21,   

Updated December. 16, 2017 10:22

한국어

「我が家のようにアットホームな平昌2018選手村」

大関嶺(テグァルリョン)の厳しい風の中を切り抜けて到着した選手村の入口には、横断幕が歓迎の言葉をかけてくれる。開閉会式会場から車で5分を走って到着した選手村は、森の中の高級マンション団地を思わせた。ただ、ところどころでは各種施設の工事が行われていた。15日の竣工式とともに、江原道平昌郡(カンウォンド・ピョンチャングン)の平昌選手村が公開された。

平昌冬季五輪で活躍するオリンピアンたちは、大会期間中、平昌と江陵(カンヌン)の選手村に分かれて滞在する。スケート選手は江陵に、スキー選手は平昌の選手村にそれぞれ入る。計3946億ウォンの民間資本(平昌1800億ウォン、江陵2146置くウォン)が投じられた。敷地の全体面積(平昌4万1970㎡、江陵5万7111㎡)はバンクーバー五輪選手村の2分の1で、ソチ五輪選手村の6分の1だ。

同日、報道陣に公開した75㎡型の宿舎は、世界各地から集まる「お客様」を迎える準備が大詰めを迎えていた。形はマンションだが、キッチンには使用制限の案内文が貼られていた。規定によって宿舎内での炊事は禁止されているからだ。

選手2人が一緒に使う各部屋にはベッドとクローゼット、サイドテーブルなどが用意されている。ベッドには種目や大会に応じて、それぞれ異なった色の布団が用意されている。雪上種目は青、氷上種目は赤、パラリンピックは緑の布団が提供される。ピクトグラムがデザインされた布団は、大会を終えた選手たちに記念品として贈られる。高身長選手には補助ベッドも提供される。59㎡型を除いて、75㎡、85㎡型の宿舎には障がい者向けのトイレも設置された。

各種便宜施設も選手たちを待ち受けている。食堂では韓国料理、日本料理、中国料理など7種のメニューが提供される。居住者に便宜サービスを提供するレジデントセンターをはじめ、フィットネスセンター、レクレーションセンター、宗教センターなども設けられた。選手村プラザには美容室、郵便局、旅行会社なども入っている。平昌冬季五輪組織委員会は今月中に施設の工事を終え、来年2月1日のオープン式まで各種物品の設置などを行う予定だ。



姜泓求 windup@donga.com