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中国メディア、「韓国記者暴行」で居直り報道

中国メディア、「韓国記者暴行」で居直り報道

Posted December. 16, 2017 09:52,   

Updated December. 16, 2017 10:20

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中国共産党機関紙「人民日報」系の環球時報が、15日に発生した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪中に同行した韓国記者への暴行事件が、記者が取材の規則を守らなかったために起きたと報じ、真相調査の必要性や言論の自由の侵害については全く言及しなかった。その根拠として中国側に有利な主張を含む韓国の一部ネットユーザーの反応だけを選び、世論戦を展開する様相だ。

同紙は、「事件に関する情報が出て、韓国のネットユーザーの態度も韓国の記者が取材規則を守らなかったためという意見に変わりつつある」とし、「韓国メディアが大きく膨らませ、一部の政治家がこれに同調している」と伝えた。また、「韓国の記者は米国でも似たことをした」とし、高官の海外訪問時に問題を起こしたケースがいくつもあったと強調した。

しかし、取材記者たちが取材証を提示したにもかかわらず、明確な説明なく取材を阻止し、これに抗議する記者を保安員が集団暴行したことは伝えなかった。さらに「国家首脳の同行記者に対する集団暴行事件」という前代未聞の事件に対して真相調査の必要性を指摘するなど基本的な報道機関の役割すら放棄したという批判が出ている。

同紙はまた、事件が発生した行事は韓国側が主催したもので、「問題の原因は韓国側が雇用した人であり中国公安ではない」と伝えた。暴行した人々が公安ではなく私設セキュリティ会社の職員であっても、中国公安が指定した会社であり指揮監督を受けるため、中国側にも責任があるという点は省いて報道した。



具滋龍 bonhong@donga.com