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リアリティ番組まで…クラシック音楽家の頻繁な「テレビ出演」

リアリティ番組まで…クラシック音楽家の頻繁な「テレビ出演」

Posted December. 14, 2017 10:12,   

Updated December. 14, 2017 10:31

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リアリティ番組まで…クラシック音楽家の頻繁な「テレビ出演」

「『イム・ソンへの夫』が関連検索語に上がって来ました。私は結婚すらしていないのに…」

古楽界の世界的ソプラノであるイム・ソンへ(41)は、ケーブルテレビ局の音楽コンテスト番組に出演している。クラシック、ジャズ、国楽など、各ジャンルを代表する音楽家たちが舞台を飾る番組にクラシックの代表として出たのだ。反応は爆発的だった。彼女は、「放送されたことで、人々がポータルサイトで私の名前を多く検索しました。不慣れなオペラを知らせることができてうれしい」と明らかにした。

最近、クラシック音楽家たちのテレビ出演が頻繁になっている。これまでクラシック音楽家たちは、大衆とは距離を置く方だったが、最近ではクラシック番組はもとより、芸能やリアリティ番組にまで出演している。

今年、韓国人として初めて米ヴァン・クライバーンコンクールで優勝したピアニスト「ソンウ・イェグォン」は最近、他国で暮らしている異邦人たちの日常を描いたテレビリアリティー番組に出演している。声楽界で実力が認められているバリトンのキム・ジュテク(31)とバスのソン・へス(41)は、オーディション番組にそれぞれ参加者と審査員として出演して話題を集めた。リコーディストのヨム・ウンチョ(25)と弦楽四重奏「ノブスカルテット」のビオリスト「イ・スンウォン」(27)も芸能に出演して、クラシックはもとより、自分の名前を広く知らせた。

ひとまず、彼らのテレビ出演の効果は大きかった。キム・ジュテクのマネージメント会社側は、「キム・ジュテクとソン・へスの公演の時に、クラシックをよく知らない観客が大勢きた」とし、「プログラムは本格的なオペラアリアなのに、オペラの初心者たちがたくさん来たので驚いた」とコメントした。

鋭敏な音楽家たちがテレビに出演したことで生じる困難もある。ソンウ・イェグォンは、「3台以上のカメラと作家、演出者など10人を超える人たちが公演会場、ホテルなど、あらゆるところで私にずっと付いて回る。私はそれでも他のミュージシャンたちよりは気難しくないので可能な気がする。それでも演奏前は気になっており、たやすいことではない」と話した。

かれらがこれから、テレビに引き続き姿を現すかどうかは分からない。とあるマネージメント会社の関係者は、「音楽家としてのアイデンティティを保つことができるレベルで放送上の出演をしている。演奏に役立たなければ、放送に出演したところで意味がない」と語った。実際、優れた実力と「イケメン」の容姿で、デート番組などから交渉が入ってくる場合もある。

ファン・ジャンウォン音楽評論家は、「大衆に近づこうとする音楽家たちの努力は、今後も引き続き必要であり重要である。しかし、演奏に支障を与えたり、過度な娯楽化によって、むしろクラシックに対する偏見を植え付けられては困る」と話した。



金東昱 creating@donga.com